【写真・画像】「自分の胸をサッカーボールに…」元セクシー女優・蒼井そら、中国語の“誤訳”がもたらした奇跡のブレイク語る「東京都の人口1.5倍のフォロワー」 2枚目
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 蒼井が中国で絶大な人気を得るきっかけとなったのは、2010年、29歳だった彼女が当時流行していたTwitterのアカウントを何気なく開設したことだった。すると、わずか半年でフォロワーは8万人に達し、その大半が中国人であったという。当時、中国ではポルノ産業が禁止されており、AVも当然禁じられていたにもかかわらず、蒼井のAVの海賊版が出回っており、その影響で熱狂的なファンが爆発的に増えていたことが背景にあった。

 その後、中国国内で展開されているSNS「微博(ウェイボー)」を始めてみたところ、フォロワー数は現在なんと約2000万人に達した。この数字は、東京都の人口の約1.5倍に相当するという。中国のファンからは現在も「蒼老師」、すなわち「蒼井先生」という愛称で呼ばれている。

 その結果、蒼井は中国で異常な人気者となり、様々な驚きのエピソードが生まれた。例えば、会場キャパ500人程度のイベントに数千人が押し寄せ、わずか3分で中止になったり、中国の人気バンドが「蒼井そら」というタイトルの曲を制作したという。さらに、趣味で書いた「書」が約1000万円という高値で落札されたそう。習い事として書道をしていた蒼井がウェイボーに書を発信したところ、「書がうまい」と話題になり、「中国の文化を自分たちがやらないで蒼井先生がやっている!」と称賛され、大きな反響を呼んだという。

【写真・画像】「自分の胸をサッカーボールに…」元セクシー女優・蒼井そら、中国語の“誤訳”がもたらした奇跡のブレイク語る「東京都の人口1.5倍のフォロワー」 3枚目
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 また、イベントで飛行機が到着した際、空港の職員が携帯電話を構えて写真を撮るなど、「蒼老師が来るぞ!」とばかりに仕事そっちのけで熱狂的に蒼井そらを迎える光景も見られたという。こうした人気を受け、蒼井は2011年、30歳になったのを機にAVを引退し、中国での芸能活動に専念する決断をした。

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