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【映像】「ギャグすぎる」予想外の反則技
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WWE】RAW(8月11日・日本時間12日/カナダ・ケベック)

【映像】「ギャグすぎる」予想外の反則技

 大昔の覆面レスラーが行っていた“古典的”手口を復活させたペテン師マスク軍団のまさかの反則技がブーイングどころか思わぬ大反響。「お見事」「60年代の反則」「ギャグすぎるw」とファンからの喝采を浴びた一方、「どこに手を入れてんだよw」といったツッコミの声も相次いだ。

 AJスタイルズ&ドラゴン・リー対ドミニク・ミステリオ&エル・グランデ・アメリカーノの異色タッグマッチが実現。“せこい反則”が得意なドミニク&アメリカーノの利害が一致し、懐かしい昔のプロレスのような茶番反則を連発。意外にもファンの心を鷲掴みにした。

 いつの間にか身体が縦に伸び、“ひょろひょろ体型”になったアメリカーノ。最近は謎の2号、3号も登場し、ますます謎が深まる存在となっている。この日のタッグ戦も序盤はAJとドラゴン・リーのフレッシュなチームに押され気味。しかし、小狡いラフファイトで2人が徐々に共鳴していく。

 この日のドミニクはマスクを着用したり脱いだりと、“似非”ルチャ戦士をアピール。一方のアメリカーノはAJに終始押され気味だが、ロープワークでの攻撃でスキを見逃さず、下腹部に仕込んでおいたメタルプレートをもぞもぞと探し出して額に装着する“昔ながら”の悪役マスクマン戦法。もはや“様式美”となりつつあるクラシカルな反則攻撃に、ファンも「仕込みタイム」「流石レジェンド」と盛り上がる。この不穏な動きに気付いたAJはメタルプレート装着前にフロントキックで蹴り上げ、アメリカーノを吹き飛ばした。

 しかし、飛んだメタルプレートがリング下で座って小休憩だったドミニクの手元にポロリ。ドミニクは渡りに船とばかりに、この日用意していた“ドムドム・マスク”にプレートを仕込んで準備万端だ。ここで察しの良いファンは「お前かw」「そのためのマスクか…」「お前がやるんかーい」「段取りいいな」とざわついた。

 案の定、ローリング・バッククラッチを回避されたAJは反動で吹っ飛び、ドミニクの元へ。お約束の“メタルプレート・ヘッドバット”を被弾し、アメリカーノがスクールボーイで丸め込みカウントスリー。

 あまりにも予定調和、茶番を体現したような反則を目の当たりにしたファンからは「お見事」「うめえなぁw」「60年代の反則」「ギャグすぎるw」「愉快愉快」「よくできてんな、感心する」と意外にも好感、興奮の声が多数続出。白々しいと分かっていながらも楽しめる、“伝統芸”に唸っていた。(ABEMA/WWE『RAW』)

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