日産の若手同士が“激突”──Z同士が火花を散らす超接近バトルを展開した。
スーパーGT 第4戦決勝を振り返った『笑って学べる!超GTぱーてぃ』(8日放送)で、レース2のGT500クラス、KONDO RACING 名取鉄平(#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z)とNISMO NDDP 三宅淳詞(#3 Niterra MOTUL Z)の激闘をピックアップ。
富士スピードウェイで行われたレースは、名物のGT500&GT300混走がない異例のレギュレーションで、脇阪寿一氏も「見たことがないレース」と評した一戦となった。
レース25周目から、24号車・名取と3号車・三宅が激しい6位争いを展開。その背後にはTGR TEAM Deloitte TOM’S ジュリアーノ・アレジ(#37 Deloitte TOM'S GR Supra)が虎視眈々と迫り、6番手争いは三つ巴の様相を呈していた。
27周目、バトルはさらにヒートアップ。ホームストレートで三宅が加速しサイドバイサイドに持ち込むも、第1コーナーのブレーキングでは名取が譲らずポジションをキープ。しかし三宅も食い下がり、第2コーナーからコカ・コーラコーナーへ再び勝負を仕掛ける。そこで両車はボディ同士をぶつけ合い、火花を散らしながら名取が三宅をコース外へ押し出す形となった。
名取はそのまま6位をキープしたが、この裁定によりタイムペナルティ5秒という痛恨の結果に。最終的に順位を大きく落として10位でフィニッシュした。
ファンはSNSで「両者一歩も引かないバトル」「NISSANの若手同士の戦いは見ごたえがありました」「手に汗握るガチバトル!」「名取選手の闘志むき出し最高でした」「めっちゃ面白かった」と大興奮の様子を見せた。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)

