【ラ・リーガ】バレンシア 1-1 レアル・ソシエダ(日本時間8月17日/メスタージャ)
レアル・ソシエダに所属する日本代表MFの久保建英が、ラ・リーガ開幕戦でいきなりゴラッソ。豪快に一撃に現地メディアからの称賛の声が続々と出ている。
ソシエダはラ・リーガ開幕節でバレンシアと1-1で引き分けた。57分に先制点を奪わる苦しい展開だったが、その3分後の60分に久保がチームを救う値千金弾を挙げたのだ。
中央やや右サイド寄りをドリブルで駆け上がったMFブライス・メンデスに呼応するように、ペナルティーエリア手前で久保は細かいステップを踏む。そこにパスが出ると、久保はスッと内側に動いてボールを引き出した。
そこから久保は、身体の向きを変えて左足アウトで軽くトラップし、素早いモーションから左足を一閃。目の前にいたDF2人は完全に虚を突かれており、GKフレン・アギレサバラも慌てて横っ飛びしたが追いつかず、強烈なボールはゴール右隅へと突き刺さった。久保がジャンプして雄叫びを上げる一方、バレンシア守備陣は唖然としガックリと肩を落とす選手もいた。
久保にとってソシエダ加入後、4シーズンで3度目の開幕戦ゴールには、スペインの現地メディアも反応。まず『MARCA』紙は試合レポートで、「久保が素晴らしいゴールでソシエダに勝点1をもたらす。アギレサバラの手が届かない位置にシュートを叩き込んだ」と報じた。
また『Mundo Deportivo』紙は「久保は的確なコントロールで豪快なシュートを決める。アギレサバラは止められなかった。決定的な久保がソシエダを救った」と伝える。さらに『AS』紙も試合速報で「バレンシアは久保を止められず、アギレサバラを驚かせた」と伝え、個人寸評では「守備面でもっと貢献する必要があるし、本調子とは言えない中でも違いを生み出し続け、鮮やかなゴールを決めた。今シーズンはゴールとアシストの増加が期待されている」と綴った。
昨シーズンはラ・リーガ36試合で5ゴール・0アシスト、公式戦52試合で7ゴール・4アシストを記録した久保。現地メディアの期待通りに今シーズンはゴールとアシストをさらに増やしていけるか。注目される。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





