【ラ・リーガ】マジョルカ 0-3 バルセロナ(日本時間8月17日/ソン・モイシュ)
バルセロナの「新10番」は、分かっていても止められない。ラミン・ヤマルが右サイドのタッチライン際を爆速で抜け出し、一旦はストップしたが相手の股を抜いてさらに突破を図り決定機を演出。開始早々の衝撃的ドリブルで観客を沸かせた。
日本時間8月17日に2025-26シーズンのラ・リーガが開幕し、昨シーズン王者のバルセロナはアウェーでマジョルカと対戦。この試合で躍動したのが、18歳ながら新たに名門の背番号10を背負うヤマルだ。キックオフ直後の3分、いきなりレベルの違いを見せつけた。
右サイドのタッチライン際でボールを受けたヤマルは、マジョルカのDFホアン・モヒカとマッチアップ。正対した状況から何度もボディフェイクを入れ、一気に急加速して強引に縦突破を図った。
モヒカは身体を当てながら何とか食らいつくものの、それでも上回るのがヤマルだ。身体を入れながら止まると、背中を向けた状況から今度はモヒカの股の間にボールを通して再び突破。緩急とテクニックを駆使したドリブルでボックス内に侵入し、最後は右足でクロスを上げ切った。
惜しくも得点には繋がらなかったものの、キックオフ直後に見せたワールドクラスのドリブル突破にスタジアムは騒然。解説を務めた柿谷曜一朗氏(元日本代表FW)も、「速いっ! いきなり全開ですね。分かっていても止められない、とはこのことですよね。カットインはもちろん縦にいく力がある」と脱帽している様子だった。
このプレーはSNSでの反響も大きく、日本のファンからは「ヤマルおかしいくらい速い」「ヤマルは今年も異次元の切り込み」「やべえ上手さ」「ヤマルはなんと言ってもこの推進力」「ヤマルやっぱりレベチ、10番が似合いすぎてる」「いきなりすげーな」「早速ヤマルがヤマルしてる」「無双してる」「速すぎて意味不明」などの声が出た。
またこのシーンはラ・リーガの公式Xでも取り上げられ、海外ファンからも「なんだこれ…」「悪魔だ」「これでまだ18歳」「また速くなったか?」「1枚マークじゃどうしようもない」「信じられないほど上手い」「この少年は止めようがない」などの反響が出ている。
その後にヤマルは、7分に正確なクロスでハフィーニャの先制点を演出すると、90+4分にはカットインからダメ押しのビューティフルゴール。1ゴール・1アシストの活躍でバルサに開幕戦勝利をもたらした。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





