具体的には「昔だとカセットテープを先輩アナウンサーに送って聞いてもらって、コメントをもらうみたいなことを当時はやっていた」としつつ、加えて「先輩の実況を書き起こして、先輩はどういうことを実況しているんだろうとか、こういう場面でどう喋っているんだろうみたいなのをマーカー引いて覚えたりとか、覚えていって参考にしたりとか。そういうことやって積み上げていく」と明かした。

 さらに、「私は初任地が佐賀県だったので、九州大会に呼んでもらえた。そこに福岡のスポーツデスクの方がいて、その人のもとに若手が集まって……もうセレクション。1イニングずつとか3イニングずつとかで横並びで実況する。先輩が何かつけていて、『あそこがダメだ』『あの場面で何でこういうこと言わないんだよ』と言われながら。本当に半泣きになりながら……。それで商品価値を上げていくと、そろそろ全国デビューしても品質的に問題ないなと認められると甲子園(となる)」と説明した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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