「カンミンの歌声本当に綺麗」バラードで感動を誘う

 カンミンは、アイドルグループ・VERIVERYのメンバーとして2019年にデビュー。『BOYS II PLANET』に参加すると高い順位を維持し、第1回生存者発表式では、デビュー圏内の7位に位置している。ポジションに分かれて対決する「階級争奪ポジションバトル」では、ボーカルポジションでLEE HIのバラード「BREATHE」を披露する。

 中間テストにて、ハンビョルから「カンミンは“切実さ”が足りないように見える。特にこういう曲は、心から切実に歌った方がもっと良い歌になる」と指摘を受けたカンミン。さらにスペシャルマスターのベクホからは「君はイメージだけを見て練習している気がする。悲しい歌を悲しいフリをしているように見えるから伝わらない。そういう姿勢だと本気度を疑われる可能性がある」と厳しい言葉が寄せられる。

 ベクホが続けて「ここで上手くいかないと辛くなるでしょう?7年目だよね。もうチャンスはないんだよ。戻る場所はないと考えて、もっと必死にならないと」と、カンミンが置かれた立場を適切に捉えつつ話すと、カンミンの目には涙が。カンミンは「ずっと否定ばかりしていた気がします。でもベクホ先輩が話してくださった言葉を聞いて、その現実を受け入れられた気がしました。本当に感謝しています」と、ベクホの言葉を噛み締めた。

 「BREATHE」チームのリーダーを務めるのは、同じくVERIVERYのメンバーであるチョ・ケヒョン(26歳)。彼も同じように切実な思いを抱えており、カンミンとケヒョンは宿舎で「なんだか頭を撃たれたような気分だ」と、ベクホの言葉を反芻する。

 本番のステージでカンミンは、上品な白いシャツの衣装で舞台に立ち、感情をたっぷりと詰め込んだ切ない歌声を響かせていく。ピアノの音色に乗せて、ケヒョン、ジョウアンシン(18歳)とアイコンタクトを取りながら、見事なハーモニーで魅了した。観客は涙を流し、場内は感動に包まれる。

『BOYS II PLANET』(C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved
拡大する

 視聴者からも「カンミンいい」「うますぎる」「感動」「カンミンの歌声本当に綺麗」「カンミンが一番だよ」と絶賛の声が多数。しかしカンミンは個人得点1030点で、チーム内最下位に。「正直腹立たしいと思いました。ここまで認められていないのかな…僕はそんなに力不足なのかなと。自分のことが悔しかったです」と呆然としていた。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(4枚)