【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 1ー3 フランクフルト(日本時間8月30日/プレゼロ・アレーナ)
フランクフルトに所属する日本代表MFの堂安律が美しいゴラッソ。ブンデスリーガ公式や現地メディアから称賛の声が集まっている。
日本時間8月30日のブンデスリーガ第2節で、フランクフルトはホッフェンハイムを3-1で撃破。今夏にフライブルクからフランクフルトにステップアップ移籍した堂安は、右ウイング先発すると2ゴール・1アシストと全得点に絡む大活躍を演じ、マン・オブ・ザ・マッチにも輝いた。
とりわけ話題となっているのが、17分の先制点だ。敵陣の右寄りペナルティーエリア外でパスを受けた堂安は、右足トラップで上手く前を向くと、間髪入れずに左足を一閃。鋭いシュートは、相手GKが横っ飛びでも届かないゴール左上隅に突き刺さった。
スタジアムが大熱狂となり、SNSでも話題となった見事なコントロールショットは、ブンデスリーガ公式サイトも反応。角度、距離、相手のプレッシャー、そして過去数年のデータに照らし合わせた「ゴール確率」はわずか3%で、さらに試合速報で次のように綴った。
「堂安が魔法をかけて、フランクフルトに先制点をもたらした。ゴールまで22.29mのところで左足に切り込んだ瞬間、彼が何をするかは一目瞭然だった。そして、その期待を裏切ることなく、カーブをかけたボールをゴール上隅へと突き刺した。まさに圧巻だ。神業と言えるフィニッシュだった」
また、全国紙『Bild』も大絶賛。「公式戦3試合で4ゴール・1アシスト。堂安以上に素晴らしいスタートを切った新加入選手はいない。スピンのかかったボールは完璧な弧を描き、ゴール左隅へと突き刺さった。まさに夢のようなゴールだった。この日本人選手はピッチ上で傑出した選手であり、誰にも止められない存在だった。(アシストをもらった)ジャン・ウズンの言葉を借りれば、『ワールドクラス』だった」と報じた。
また、地元メディア『Frankfurter Rundschau』も称賛を惜しまない。「魔法のようなゴール。スポーツディレクターのマルクス・クレシュは『あれは止めらない。まさに我々が期待していた通りのゴールだ』と語った。かつてアリエン・ロッベンが右サイドから左足で繰り出していたようなシュートだった」と綴っている。
なお、堂安はこれから日本代表に合流し、9月のアメリカ遠征でメキシコ代表、アメリカ代表と対戦予定。サムライブルーでも“黄金の左足”に期待したい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

