前回の放送で、グループ面談による1次審査、個別面談の2次審査で12人にまで絞られた候補生たち。元アイドルのセンター経験者や15歳の現役高校生、8人家族の次女など、個性豊かな面々が選ばれた。
今回の3次審査では、12人の候補生がAチームとBチームに分かれ、Appare!の衣装を実際に身につけてステージパフォーマンスを披露する。課題曲は、激しい振り付けでスタミナ必須の「絶対猛信デイドリーマー」。メンバーらは「踊りながら歌うっていうのは結構ハードルが高い」「Appare!って振りとか衣装も一癖あって王道って感じではない。それが似合うかどうかを見たい」 と注目ポイントを語った。
しかし、はじめに練習ルームで候補生全員のパフォーマンスをチェックすると、振り付けや歌詞が曖昧な候補生の姿があった。七瀬れあは「歌詞って覚えてきてくれてますか?」と問いかけ、「時間があるときに歌詞を読み込んでもらって。ダンスも大事なんですけど、歌もしっかり歌ってもらわないといけないので」と指摘した。
候補生の様子を見た藤宮めいは、カメラに対し「最初は発揮できなくてもしょうがないと思う。でもすごいヘラヘラして『できなかった、あはは』みたいな感じだったから、そういう態度をこっちに見せちゃうのはどうなんだろうって」と胸中を吐露。七瀬も「やってきてほしかった最低ラインには届いてなかった」と厳しい評価を下した。
さらにメンバー会議でも厳しい意見が飛び交い、朝比奈れいは「本当にAppare!入りたい?みたいな」「できてる子もいるけど、できない子が目立っちゃう。もうグループ決まってるわけだから、責任感なさすぎじゃない?」とコメント。他のメンバーからも「大事な曲だから悲しい」「舐めてもらっては困りますね」といった怒りの声が上がり、重苦しい空気が流れた。
その後、メンバーは2人ずつ候補生を担当し、直接教えることに。朝比奈は「もっと髪を振り乱す」「Appare!のメンバーになったらビジュアルとか言ってられないから、髪を振り乱す勢いで」と熱心に指導した。
また、候補生が思うようにできず笑ってしまうと、朝比奈は「できなくても絶対笑わない」と指摘。続けて、「できない時に笑ってると『ふざけてる?』って思っちゃうのね。それはお客さんからしたら応援しようとは思わない」といい、「笑顔の”笑う”はめっちゃいいけど、できなかった時の”笑い”はグループの足を引っ張っちゃうから」と真剣にアドバイス。厳しい言葉を受け、候補生の表情は引き締まった様子だった。
この記事の画像一覧



