ヨーロッパ決戦の余韻を切り裂いたのは、突如飛び出した“狂犬”の暴走だった。試合後の祝福ムードは一瞬で消え去り、ライバルとアナウンステーブルが粉砕される大惨事。「モンスターだ」「まじでイカれてる」とSNSが騒然となり、ファンの記憶に刻まれる事件となった。
【映像】「ヤバすぎる」テーブルからテーブルへ“高速タックル”
WWE公式Xが公開したのは、フランス・パリで開催された大一番「Clash in Paris」で行われたローマン・レインズ対ブロンソン・リード戦の衝撃的なハイライト。試合そのものは王者ローマンが貫禄の勝利を収めたが、その後に訪れた“悪夢の乱入劇”が全てを持っていった。
試合終了の直後、突如として姿を現したのはブロンソンの相棒、“狂犬”ブロン・ブレイカー。彼はアナウンサーテーブルの上を猛スピードで駆け抜けると、ローマンに驚異的な高速スピアを直撃。まるで戦車が突っ込んだかのような衝撃にテーブルは粉砕され、ローマンは完全に吹き飛ばされた。会場全体が一瞬息を呑み、悲鳴と歓声が入り混じる異様な空気に包まれた。
動画には、ローマンが死角を突かれ、テーブルを飛び越えてのスピアをまともに受ける瞬間が克明に映されている。当然ながらアナウンステーブルは崩壊。さらにはローマンが担架で運ばれる途中、ブロンソンが怒りを爆発させ150キロ級のボディプレスを3連発で叩き込み、会場は騒然。まさに大惨事の様相となった。
ファンの反応は興奮、驚き、不安、そして期待が入り混じる。「ブロンは完全にモンスターだ!」「野獣すぎる」「まじでイカれてる」「これはヤバすぎる」とSNSは大荒れ。一方で「制御不能の狂犬が暴走すれば、いずれ軍団のボスであるセスさえも抑えられなくなる」という不吉な予想まで飛び交い、今後のストーリーラインをめぐる議論も加熱している。
パリでの大乱闘は、単なるハイライトに留まらず、WWE全体の勢力図を揺るがす事件として語り継がれるだろう。
Ⓒ2025 WWE, Inc. All Rights Reserved



