あるとき、友達と一緒にバイクで関東の有名な心霊スポットである霊園を訪れたという高橋さん。霊園に行く途中でもおかしな現象は起きており、バイクを走らせているとヘルメットの中からたくさん人の声が様々な角度で聞こえてきたという。さらに現地に到着すると、友人の一人が激しい頭痛に襲われたそうだ。
それでもかまわず高橋さんが前に進もうとした直後、ふっと意識を失ってしまった。しばらくして意識を取り戻し、なにがあったのか友人に聞くと「2歩歩いたら泡を吹いてぶっ倒れた」と説明されたとのこと。
その後、高橋さんは自宅のマンションに帰宅。8階にある自身の部屋に着き、ベッドに横になるとすぐに夢を見始めた。高橋さんが夢の中で階段を上ろうとしていると、後ろからなにかにグッと引っ張られたという。後ろを振り返ると、数年前に亡くなったおばあちゃんが、懸命に高橋さんのことを引っ張って階段を進むことを止めていたという。それでも高橋さんが行こうとすると、おばあちゃんは高橋さんの両肩を持って「行ったらあかん」と強く引き戻したそうだ。後ろにグイっと引っ張られた瞬間に、高橋さんは夢から目覚めた。
目覚めた瞬間、高橋さんはベランダの手すりに手をかけていたという。高橋さんは「あのとき、止められていなかったら飛び降りて死んでたよ」と話したという。
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