【国際親善試合】メキシコ代表 0-0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム)
日本代表のGK鈴木彩艶が、超人的な強肩を披露。サッカーファンの間で話題となっている。
アメリカ遠征中の日本時間9月7日、カリフォルニア州でメキシコ代表と対戦し、0-0で引き分けた。鈴木はスーパーセーブでチームを救った一方、攻撃面でも存在感を発揮。とりわけ傑出していたのが、カウンターの基点となった84分のワンシーンだ。
相手のスローインから左サイドを崩され、メキシコにクロスを許したが、鈴木は冷静にボールの軌道を見極めてジャンピングキャッチ。すると、着地からすぐにスローイングの体勢に入り、身体をめいっぱいにしならせ前のめりに倒れ込みながら思い切りロングスローを投げ込んだ。
スローイングとは思えない弾丸のようなボールは、ハーフウェーラインを超えて敵陣へ。やや右側に流れてしまい、必死に追いかけたFW町野修斗が触らずタッチラインを割ってしまったものの、この約50mのパスが繋がっていればカウンターの好機になっていた。
190cm・100kgの巨体が生む脅威的な強肩、守備の局面でもしっかり前線を確認している攻撃意識、そして咄嗟にスローイングに入った判断力など、鈴木の持ち味が垣間見えた場面だった。
このワンシーンはサッカーファンの間で話題に。SNSでは「飛びすぎやろw」「とんでもない飛距離」「ザイオンは外野手もできそうやな」「サッカー界のイチローか!?これもうレーザービーム認定されるやろ!」「結果的に繋がりはしなかったけどあの一連のプレーは世界有数のクオリティやったと思う」「この身体能力はちょっと他のキーパーが努力で何とかできるラインを超えてるわ」「スローでハーフライン超えたぞ」「彩艶のロングスロー凄すぎて笑っちゃう」「ザイオンの強肩、キックすんのと変わらんw」など驚愕と称賛の声が出ていた。
なお、森保ジャパンは日本時間9月10日、遠征2試合目でアメリカ代表と対戦。鈴木の攻守に渡る活躍に期待したい。
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