シュートが瀬古歩夢に当たってディフレクション
【映像】3つの悪条件下で「神セーブ」
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【国際親善試合】アメリカ代表 2-0 日本代表(日本時間9月10日/Lower.com フィールド)

【映像】3つの悪条件下で「神セーブ」

 文字通り「最後の砦」となった。

 サッカー日本代表は日本時間9月10日、2026年ワールドカップ開催国のアメリカ代表と国際親善試合で対戦し、0-2で敗れた。

 中2日での大きな移動、時差などを考慮した森保一監督は、9月7日のメキシコ戦(0-0のドロー)からスタメン全員を変更。GKもレギュラーの鈴木彩艶ではなく二番手の大迫敬介が起用された。

 大迫は30分と64分に失点を喫したものの、11本の枠内シュートを浴びる中で他の9本をすべてセーブ。データ会社『Opta』によれば、2010年以降の国際親善試合だと日本代表GKで最多のセーブ数だったという。大迫の獅子奮迅の活躍がなければ、3〜5失点していても不思議はない試合内容だった。

 話題になった1つが、78分のビッグセーブだ。日本は右サイドを崩され、最後はペナルティエリア内でFWジャック・マクグリンに左足でフィニッシュを許す。ボールはDF瀬古歩夢の足に当たってゴールマウスに飛んでいった。

 しかし、大迫が立ちはだかった。素早く横っ飛びして、右手一本でワンハンドのパンチング。ペナルティーエリア内、複数人のブラインド、そしてディフレクションという3つの悪条件が重なる中、決定機を見事に防いだのだ。

 このシーンには、日本のサッカーファンたちも大興奮。SNSは「このセーブ中々えげつない」「ディフレクションもあったけどそれも反応して止めるのはガチでえぐい」「冷静に考えてディフレクションしてシュート左隅にいったのにそれすらも反応してセーブした大迫のセービング力えぐい」「そのディフレクション止めれるのえぐい」「よく止めたな」「大迫がスーパーじゃなければ4失点は固かっただろう」「何度も助けられてる」「今のよく反応したな大迫」「神セーブだ」など称賛のコメントで溢れ返った。

 なお、9月のアメリカ遠征を1分1敗で終えた日本代表は、10月のAマッチウィークでパラグアイ代表(10日)、ブラジル代表(14日)といずれもホームで対戦する。

ABEMA/サッカー日本代表)
 

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