“関東の亀田親子”と呼ばれたことのある人物が、Breaking Downオーディションに登場。朝倉海らが見ている前で、地下格団体王者を開始“1秒”、左フックで衝撃のワンパンKO。あまりの速さに「俺、見えなかったんだけど」と現王者を驚嘆させた。
12日、朝倉海のYouTubeチャンネルで1分1ラウンドで最強を決める『Breaking Down17』(9月27日、アリーナ立川立飛で開催)一次オーディションの様子が公開された。総勢約40名が集まった一次オーディションの中から、朝倉未来らが審査をする最終オーディションに進出するということもあり、「しゃあ!」と叫びながら入ってくる者など、気合の入った面々が揃った。
1stグループでは、二の腕にタトゥーを入れた“狂犬”を名乗る人物が登場。Breaking Down 13、14のオーディションには出場していたものの、約10秒でKOしたスパーリングがYouTube未公開となるなど、実力を見せるチャンスがなかったという。
審査員席にいた白川陸斗から、「キックボクシング15年って(プロフィールに)書いてますけど、実績はありますか?」と聞かれた狂犬は「小さい頃からやってて、“関東の亀田親子”と言われてたぐらいで、スパルタ教育で学校も行かず鍛えられてました」と、“格闘エリート”であることを打ち明ける。
「フェザー級、YURAが頭一つ抜けてるので、俺がその対抗馬として名を挙げさせてもらいます」と意気込みを見せる狂犬に、“タイヤファイト”を提案する朝倉海。タイヤファイトとは、ボクシンググローブをつけた二人がタイヤに片足を入れて殴り合い、どちらかの足が出た時点で負けというもの。狂犬は、地下格2団体王者の「倭」と殴り合う。
決着はものの一瞬だった。ゴングが鳴ると同時に倭が後ろに倒れる。Breaking Down初代バンタム級王者の井原良太郎も「俺見えなかったんだけど」というほどの速さで、狂犬の左フックが倭の顔面を捉えていた。勝利を収めた狂犬は「フェザー級、俺が行ったら新しい風が吹くでしょ?」と、井原を指しながら、自信満々の表情を見せつけた。
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