圧倒的な高得点で1位に!

 ユ・カンミン(22歳)はVERIVERYのメンバーとしてデビューし、7年の活動歴を持つ練習生。4つのグループがそれぞれ新曲を披露するセミファイナルの「デビューコンセプトバトル」では、上位メンバーが多い「Chains」チームに属していたが、何名かが「MAIN DISH」チームに移動せねばならず、パートを再編成することに。カンミンはメインボーカルに立候補するも、高音パートをうまく歌うことができず、次々にパートを逃して追い詰められていく。チームの空気が険悪になる中、やがてカンミンは「ここでは僕の役割がないような気がする」と言い残し、自ら「MAIN DISH」チームに加入した。

 「MAIN DISH」チームの部屋に入ると、カンミンはリー・ツーハオ(20歳)を中心に大歓迎を受ける。カンミンは笑顔で喜び、「チームを勝たせます」と闘志を燃やした。キリングパートを決める際も「キリングパートをやらないと、ここでできることは他にない」と、必死で振付を自分の体に叩き込み、怒りを滲ませながら全身で踊る。メンバーも「すごく情熱的」「全身でやっていた」「僕が知ってる人じゃない」と、カンミンの勢いに圧倒されたようだ。

 キリングパートを争ったツーハオも「カンミンさんには勝てません」と漏らし、キリングパートは見事カンミンの手に。その後もカンミンは、怒りをエネルギーに換えて練習を積んでいった。中間チェックではエネルギッシュなパフォーマンスを見せ、マスターと練習生たちを圧倒。マスターからは「通常ではない憤りを感じたよ」「とても怖かった」「カンミン、よくやってる」と高評価が寄せられた。

 本番のステージでは、晩餐会のようなテーブルを前に、頬に傷を負ったカンミンがまず登場。彼はうつろな目でゆっくりと辺りを見渡すと、やがて近くにあったワイングラスを手に取り、それを片手で握りつぶして割った。強烈なパフォーマンスに、場内からは悲鳴が起こる。

 そしてカンミンは上着を脱いでタンクトップ姿になり、傍らの人形の顔に勢いよくケーキを投げつける。メンバーがステージに揃い、歪んだエレキギターのサウンドが鳴り響く中、カンミンは「I'll show you What I gor bro」と荒々しく叫んだ。エネルギッシュなパフォーマンスが続き、それに呼応するようにステージには炎が噴き上がる。カンミンは持ち前の表現力の高さを存分に発揮し、カリスマ性にあふれたステージで視線を惹きつけた。

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 マスターも言葉を失い、「カンミンは本当に死ぬ気で臨んだね」「すごくよかった」と絶賛。そして1930点という、練習生24人中最高得点を記録した。カンミンは「びっくりしました。認められた気がしてすごく嬉しかったです」と笑顔を見せていた。

 このカンミンの気迫あふれるパフォーマンスに「すげえええ」「カンミン覚醒」「怒りの表現すごい!」「かっこよすぎる!」などのコメントで溢れていた。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)

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