キリングパート交代の危機?「プライドが傷ついた」
圧倒的なビジュアルと表現力の高さで、これまでずっと1位をキープしてきたサンウォン。練習生たちが4つのグループに分かれて新曲を披露するセミファイナルの「デビューコンセプトバトル」では、セクシーな楽曲である「Chains」チームに所属している。ジャンジアハオ(23歳)、ジョウアンシン(18歳)とキリングパートを争い、チーム内の投票で見事サンウォンが選ばれていた。
中間チェックでサンウォンは、マスターからキリングパートを担当するのがこれで3回目だと聞かれ、「最初は辞めようとしたんですけど、どんどん後悔して。ファンの方がこの曲を選んでくれた理由があるんじゃないかと思って、挑戦しました」と真摯に語る。しかしパフォーマンスを披露すると、ジアハオが「どこにいても本当に目に留まる」と絶賛された一方で、サンウォンの存在感にはマスターから疑問が投げかけられてしまった。
そこでグヨンが「突然悪いけど、キリングパートを選んだときのようにもう一度見せてくれる?」とリクエスト。ジアハオは類まれな体幹の強さを生かし、圧巻のダンスを見せる。サンウォンは「プライドが傷ついた」と唇を噛み締めながらも、表情を繊細に操って、負けじとセクシーなダンスを披露。それぞれ個性あふれる表現を見せ、サンウォンがキリングパートを続投することになったが、KANYは「もっとうまくできないと」と、サンウォンに厳しい言葉を送った。
「自分がやってよかったと言われるように、もっと必死に頑張りたい」と気合いを入れ直したサンウォンは、1人で猛練習。その一方で、パートが少ないジアハオのことをずっと気にかけていた。そしてリーダーのチョン・イジョン(22歳)と相談し、ジアハオがサブボーカルに移動して、パートを増やすことに。2人はダンスを教え合い、和やかに練習を重ねていった。
本番直前のリハーサルでは、渾身のパフォーマンスを見せたサンウォンに、KANYは「本当にキリングパートが良く似合います」と笑顔。ソクフンは「今日のサンウォンは初めて見る姿だった。驚いたし、成長の可能性が無限大だと思った」と称えていた。
そして迎えた注目の本番。妖艶なスーツの衣装に身を包み、「Chains」チームがステージに上がる。サンウォンは長い鎖で両手の自由を奪われ、苦しそうにうごめいていたが、やがてその鎖を力強く引きちぎった。ステージにメンバー全員が揃い、センターにひざまずいたサンウォンは、濡れたような瞳をカメラに向ける。サビでは指を正面に向け、腕を上げると、鍛え抜かれたウエストがちらりと覗いた。
その後もサンウォンは、全身をしなやかに操って、楽曲の世界に入り込んだセクシーなパフォーマンスを展開。イジョンと鎖でつながるようなパートでも魅了し、ダンスブレイクでは床に倒れ込んで、腰をくねらせるような動きで観客に絶叫を起こした。視聴者からも「フェロモンえぐ」「こんなきれいな人見たことない」「本当にイケメン」「永久保存版」「顔が良すぎた」「存在がR指定」と絶賛の声が相次ぐ。
マスターたちも「セクシー過ぎない?」「サンウォンはキリングパートのために産まれてきた子みたい」「ステージの上では自分の姿を証明している」と、覚悟に満ちたサンウォンのパフォーマンスに感嘆。観客の投票の結果、サンウォンは1820点という高得点でチーム1位に輝いた。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)
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