Breaking Downオーディションで乱闘が発生したその時、自らの身を挺して乱闘を制止。さらに散乱した椅子を素早く並べ直すなど、異質な立ち振る舞いをする“脱・公務員”の若者が登場。「めちゃくちゃ仕事できる」と審査員を感嘆させた一方、「一生安泰だったのに」「公務員やめたの勿体なさすぎる」などの反響がネット上で相次いだ。
13日、朝倉海のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドで最強を決める『Breaking Down17』(9月27日 東京・アリーナ立川立飛)の一次オーディション後編の様子が公開された。総勢約40名が集まった一次オーディションの中から、朝倉未来らが審査をする最終オーディションに進出する。
前編では“足立のタイソン”を名乗る男が、審査員席にいた白川陸斗を小突き、「おい!謝っていかんかい」と白川を怒らせ、見ていた海からも「普通につまらない」と呆れられる様子が公開されていたが、今回も波乱の展開に突入した。
そんな中、突然のパンチ、椅子投げなど波乱の様相を呈するオーディションで異質の存在感を示した男がいた。
名前は健飛。2019年5月より「偏差値75の高校生が、ブレイキングダウンを経て世界へ羽ばたくチャンネルです。その一部始終を隠さずに晒します!」と自身のYouTubeチャンネル「健飛チャンネル」で“BD愛”を公言している。
問題のシーンは大阪から参戦したラッキーの自己紹介のときに起こった。「やりたい相手はレオ。でもやらせてもらえないんで…」と話すと、突如、右隣りに座る千葉県から来たでぃぷしーに向かって「おい、やろうや」と右手で張って乱闘へ。セキュリティが割って入る騒動に発展する中、健飛が動いた。
セキュリティに交じって両者の間に割って入ると、さらに床に散乱した椅子を並べ直す。予想外の展開に審査員席にいた白川陸斗は「めちゃくちゃ仕事できる」と笑いをこらえられず。そんな反応に審査員席からも「え、参加者なの?」「セキュリティじゃなくて?」など驚きの声が相次いだ。
その後、自らの自己紹介を行った健飛は「僕、Breaking Downホント大好きで。大阪市の公務員やってたんですけど、辞めてきました」とまさかの告白。さらに「上司にBreaking Downに出たいって言ったら辞めろって言われたんで、辞めてきました」と続けると、そのことを証明する差し出された書面に目を通した朝倉ら審査員一同は驚いた様子。
加えて「下水工事の担当で…本当にまじめに」と続けた健飛。一通り“BD愛”と知識を語った健飛に「17回目ともなると、こういう愛溢れる人が出てくるんだね」と審査員も感慨深げ。その後、タイヤファイトに臨んで勝利した健飛。今後の展開が気になるところ。
そんな健飛を巡ってネット上では「一生安泰だったのに」「公務員やめたの勿体なさすぎる」「親がかわいそう」などの反響が相次いだ。そんな声に対して健飛本人が反応。「正解か不正解かは、分からないですけど僕は辞めて正解だったと思います」「いやそんなことないですよ!今も人生はたのしいですよ!!!」などポジティブな返信で応じている。
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