【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 シュトゥットガルト(日本時間9月13日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
シュトゥットガルトに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWのエルメディン・デミロビッチが、まるで背中に目がついていると思わせるようなヒールシュートでゴールネットを揺らした。
日本時間9月13日のブンデスリーガ第3節で、シュトゥットガルトはアウェーでフライブルクと対戦。スコアレスで迎えた20分、エースが技ありのゴールを決めた。
左サイドから上がったクロスをボックス中央で収めたデミロビッチは、背中からプレッシャーをかけてきたフライブルクのMFマクシミリアン・エッゲシュタインなど敵4人に囲まれた状態になる。シュートを打つのは困難かと思われたその瞬間、なんと右足でヒールシュートを選択。“ここしかない”という絶妙なコースにシュートを流し込んだ。
直前にデミロビッチは右足のインサイドで足を振る素振りを見せており、フライブルクのGKノア・アトゥボルも逆を突かれる形で反応が遅れている。ブンデスリーガ公式によるとゴールの確率はわずか「9%」だったそうで、生粋の点取り屋らしい難易度の高いフィニッシュだった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は、「これは成す術ないですよね。デミロビッチが凄い」と唸る。現役時代に数々のゴラッソを決めた元ストライカーも大絶賛した。
スタジアムが騒然としたゴラッソはABEMAのコメント欄でも話題に。ファンからは「うま」「さすがああああ」「素晴らしいテクニックシュート」「すげーの見た」「オシャレ」「今のヒールシュートかっけえなあ」「お洒落ヒール」「あの体勢であのコースは予想できないな」など多くの反響が寄せられた。
2020-2021シーズンからフライブルクに2年間所属していたデミロビッチの古巣弾で先制に成功したシュトゥットガルトだが、81分から3点を決められて1ー3の逆転負けとなった。
一方のフライブルクは劇的な形で接戦を制し、リーグ戦では今季初勝利。なお、MF鈴木唯人は日本代表のアメリカ遠征から帰還してコンディションを考慮されたのか、招集メンバーから外れている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

