【セリエA】カリアリ 2ー0 パルマ(日本時間9月13日/ユニポル・ドーモス)
カリアリ戦でのパフォーマンスに、イタリアメディアからはパルマのGK鈴木彩艶へ辛辣な評価が寄せられている。
日本時間9月13日のセリエA第3節で、鈴木が所属するパルマはアウェーでカリアリと対戦。パルマからすれば新体制でのリーグ戦初勝利を掴みたかったが、0ー2で敗戦した。
33分の先制点を献上した場面では、鈴木が真正面に飛んできたシュートに反応して止めたが、そのこぼれ球を詰められて失点。77分の2失点目もシュートコースを限定していた中で完全に止めることができず、再びこぼれ球を詰められた。
鈴木が持つクオリティーを考えれば、いずれも止めて欲しかったというのがメディアやファンの意見だろう。そうした背景から地元メディアからは辛辣な意見が寄せられている。
地元メディア『Parma Live』は、個人採点で鈴木を10段階で「4」と評価(チーム最低)。寸評では「この日本人GKは、両失点に大きく関与した。1点目はベロッティのヘディングシュートをブロックし損ね、2点目はアドポのシュートを足下で滑らせてしまった」といずれの失点にも責任があると指摘した。
また、現地メディア『TUTTO mercato WEB』では、「鈴木の不確実性が致命的」という厳しい記事の見出しが打たれている。こちらも個人採点はチーム最低の5で、寸評では「カリアリの先制点の場面では、クリアミスをミナに付け入られてしまった。彼のパフォーマンスは芳しくなかった。この試合のネガティブな主役の一人だ)」と、これまた低評価となった。
さらに地元メディア『Parma Today』でも、個人採点がチームワーストの5で、「鈴木は集中できず」と厳しい評価に。「序盤にペナルティーエリア内でベロッティへの低いタックルをセーブしたが、ミナのゴールでは最初のヘディングシュートを完璧にブロックできなかった。2点目も同様に完璧ではなかった」と、辛辣な意見が寄せられた。
代表ウィークでアメリカ遠征を戦った後だけに、時差などでコンディションが万全ではなかった可能性はあるが、いずれにしても言い訳はできない。次のクレモネーゼ戦(9月21火)までにしっかりと回復し、現地メディアからの辛辣な評価を見返すようなパフォーマンスに期待したい。
(ABEMA de DAZN/セリエA)





