【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-4 ブレーメン(日本時間9月15日/ボルシア・パルク)
ブレーメンに所属するU-21ドイツ代表GKの長田澪(ドイツ名はミオ・バックハウス)が、難しいハイボールを指先で弾く好守備を披露した。
日本時間9月15日のブンデスリーガ第3節で、ブレーメンはアウェーでボルシアMGと対戦。日系ドイツ人の長田は3試合連続で先発に名を連ねた。
ブレーメンが1ー0とリードして迎えた24分、身長194cmの長田が高さと判断力を生かしたプレーでチームのピンチを防ぐ。ボルシアMGのFWフランク・オノラが右サイドからダイレクトで逆サイドに折り返すと、左サイドから絞ったフリーのFWロビン・ハックが反応。誰も触らなければシュートに結びつく可能性が高い攻撃だった。
この場面で長田は、ふわりとしたクロスにタイミングを合わせ、大きなジャンプから指先でボールにタッチ。わずかにクロスの軌道をズラすことで、相手のシュートチャンスを阻止した。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「判断が難しかったところだと思います。出たら触らなければいけない場面です」と、クロスをカットした好判断を評価した。
このシーンはABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからは「よく触ったな」「それ届くのか」「いい判断」「さすが194cm」「おお触ってる」「触らなきゃドンピシャ」など称賛の声が寄せられた。
昨シーズンは2番手としてブレーメンのトップチームに帯同していた長田は、開幕直前に正守護神だったミヒャエル・ツェッテラーがフランクフルトに引き抜かれたことで1番手に昇格。開幕から2試合では失点を重ねていたが、今節は初のクリーンシートを達成し、4ー0の勝利に貢献した。
なお、長田は父親がドイツ人、母親が日本人でジュニア年代は川崎フロンターレのアカデミーに在籍。代表チームはU-15で一時期は日本だったものの、以降はドイツのユニホームを着ており、この9月にはドイツU-21代表にデビュー。A代表はどちらを選ぶか注目されている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

