王者のリングに妻が乱入し相手選手の急所を強打し防衛をアシスト。この一件の報復で相手選手の妻が10年ぶりに現役復帰――あり得ない出来事が重なり、ついに夫婦同士がリングで雌雄を決する前代未聞の「夫婦vs夫婦マッチ」が実現する。
WWE公式Xアカウントは、9月20日(日本時間21日)開催の「レッスルパルーザ」で行われる衝撃の一戦を告知。CMパンク&AJリー夫妻と、セス・ロリンズ&ベッキー・リンチ夫妻が激突する“禁断の夫婦対抗ミックスドタッグ戦”だ。
今週の「RAW」では、AJをベッキーが背後から奇襲し、得意技“マンハンドル・スラム”でKO。慌てて駆け寄るパンクの顔面に張り手2連発を浴びせ、ベッキーの大ヒールぶりが際立った。因縁にさらに火が付き、WWE史上屈指のドラマチックなカードとして期待が高まっている。
世界ヘビー級王座を巡るセスとパンクの遺恨に加え、ベッキーとAJの女性同士の確執も複雑に絡み合う。ヒールの頂点に立つセス&ベッキー夫妻と、ベビーフェイスとして支持を集めるパンク&AJ夫妻。まさにプライベートの延長戦とも言える人間模様が、濃厚なドラマを生み出している。
特に注目されるのはAJリーの復帰だ。かつて女子部門を牽引したカリスマが、「夫への侮辱」に耐えかねて10年ぶりにリングに復帰。人気スターから理不尽な反則王へと変貌した”ベッキー討伐”を宣言した。
ファンの反応も熱を帯び、「セスとベッキーは完璧なヒール。この試合は絶対に燃える。AJとパンクが勝たなかったら暴動だ」「ベッキーがAJを真っ二つにする」と挑発的な声が飛び交う。また「AJリーのリアクションはロックより上手い」と、久々の登場でも圧倒的なマイクパフォーマンスを披露したAJのタレント性を絶賛するコメントも見られた。
“夫婦vs夫婦の喧嘩”が新たな祭典の目玉カードに。家庭の延長がそのままリングに持ち込まれる禁断の舞台、「レッスルパルーザ」は“修羅場の家庭内大戦争”の現場となる。
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