藤田譲瑠チマ
【映像】藤田の高速フェイント→絶妙ノールックパス
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ブンデスリーガシュトゥットガルト 2-0 ザンクトパウリ(日本時間9月20日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)

【映像】藤田の高速フェイント→絶妙ノールックパス

 ザンクトパウリに所属する日本代表MFの藤田譲瑠チマが、圧巻のラストパスを通した。細かなフェイントからノールックで出したパスはアシスト未遂となるも、ファンたちが歓喜している。

 ザンクトパウリは日本時間9月20日、ブンデスリーガ第4節でシュトゥットガルトとアウェーで対戦。今夏にベルギーのシント=トロイデンから加入した藤田はダブルボランチの一角としてスタメン出場すると、2点を追いかける71分に高精度パスで敵地を騒然とさせる。

 センターサークルでMFダネル・シナニの落としを受けた藤田が、そのまま前線へと飛び出す。空いたスペースにボールを運び、カバーにきたDFフィン・イェルチに対して2度、3度と細かいフェイントを高速で入れる。最後は、相手のタイミングをずらしてノールックで左前方にスルーパスを通した。

 藤田のパスを受けたFWオラダポ・アフォラヤンのシュートは、相手GKアレクサンダー・ニューベルの好セーブに阻まれたが、日本のサッカーファンたちが反応。SNS上では「藤田のスルーパスえぐくない?」「藤田アシスト未遂」「ジョエルはやっぱりセンスあるよな」「パス出すまでのフェイントもいいね」「これは決めてあげてー!ジョエルナイスパス!」「チマのパスいいわー!よく見えてるよ」「ブンデスでも問題なく戦えてるジョエルすげー」など、藤田への称賛の声が溢れた。

 結局ザンクトパウリはノーゴールに終わり0ー2で敗戦。ただ藤田は、データサイト『FutMob』によると、55本中46本のパスを通して成功率84%を達成し、アシスト未遂のスルーパスを含めて3回のチャンスメイク。チーム2位となる個人採点「6.9」と高い評価を受けた。

ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)
 

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