【ブンデスリーガ】ブレーメン 0-3 フライブルク(日本時間9月20日/ヴェーザーシュタディオン)
ブレーメンに所属する日本代表DFの菅原由勢が、高速アーリークロスで相手DFのハンドを誘発。PK獲得に繋げた。
ブレーメンはブンデスリーガ第4節でフライブルクとホームで対戦。加入から3試合連続で先発に名を連ねた菅原は、0ー2と追いかける展開で迎えた56分に持ち味を発揮する。
左サイドでボールを受けたMFロマーノ・シュミットが、ジェスチャーを交えてボールを呼び込む姿勢をみせた右サイドの菅原にパスを通した。
日本代表DFはワンタッチ目で大きく縦にボールを持ち出すと、2タッチ目で相手ディフェンスラインが整う前に、ボックス内に高速のアーリークロスを供給した。
これはフライブルク守備陣に防がれたが、菅原のクロスがDFヨルディ・マケンゴの腕に当たったようにも見え、ブレーメンの選手たちは一斉にハンドをアピール。解説を務めた内田篤人氏も、リプレイ映像を確認すると「PKだと思いますね」とコメントした。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言を受けた主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認すると、やはりマケンゴが動かした右腕でボールを弾いている。これがハンド判定となり、ブレーメンにPKが与えられた。
菅原の攻撃参加と好判断がPK獲得に繋がると、ファンからは「これハンドやろ」「ハンドやな」「PK誘発だ」「菅原ナイス!」「菅原PK獲得のアーリークロス」「クロスうまいよねー」など、称賛の声が寄せられた。
菅原のプレーが起点となってPKを獲得したブレーメンだったが、シュミットのシュートはフライブルクの守護神ノア・アトゥボルに完全に読まれて弾かれる。今季はPKから2ゴールを決めていたオーストリア代表MFが痛恨の失敗となった。
1点差に詰め寄るチャンスを逃したブレーメンは、75分にオウンゴールから追加点を奪われて0ー3の敗戦。なお、菅原は73分に途中交代している。
(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)

