【映像】日本人女子、清々しい表情で“神対応”
【映像】日本人女子、清々しい表情で“神対応”

 大一番で日本人女子レスラーが大会の主役として王座決定戦で躍動。惜しくも3度目の戴冠は逃したが、ファンからは「大会のベストバウト」「あなたを誇りに思う」と称賛の声が鳴り止まなかった。

【映像】日本人女子、清々しい表情で“神対応”

 9月20日(日本時間21日)、WWEの新イベント「レッスルパルーザ」で行われたWWE女子世界王座決定戦は、イヨ・スカイとステファニー・バッケルが激突。結果はバッケルが勝利し、イヨの王座奪回はならなかった。試合後、イヨは日本語で悔しさを滲ませながら試合を振り返り、新王者を称えた。

 イヨは「最善は尽くしました。尽くしたけど、あとちょっと女子世界タイトルには届きませんでした。悔しい…」と本音を吐露しつつ、「でも心の底からステファニー・バッケルのことを祝福したいと思います。彼女は強かった。ラ・プリメーラ(彼女の愛称、“最高”の意味)の名に恥じないチャンピオンです」とリスペクトを込めて祝福。「私はチャンピオンに返り咲くために精進し続けます」と再起を誓った。

 リング上では「あと少しだけ…」とジェスチャーで悔しさを表したが、ファンからは「よく戦ったよイヨ」「あなたを誇りに思う」「素晴らしかった」「それでもあなたがベスト、もう一度頑張れ」「大会のベストバウトだった。誇りに思ってほしい」とエールと労いのコメントが相次いだ。

 試合は、ステファニーとイヨの高度なテクニカル合戦で幕を開けた。中盤、イヨが膝を負傷しながらも粘り強く優位を保ったが、終盤のムーンサルトをステファニーが防御。そこから反撃に転じたステファニーが、決定的な場面で”コークスクリュー式ムーンサルト”の大技を成功させ勝利を収め、WWE史上初のラテンアメリカ人女性世界チャンピオンに輝いた。

 さらに最新のWWE「RAW」では、イヨと盟友だったアスカ&カイリ・セインが決別の乱闘を展開。日本人同士の抗争が勃発し、タイトル戦線への再浮上を目指す前に、女子部門は彼女たちを中心に新たな不穏な局面を迎えている。

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