【WWE】RAW（9月22日・日本時間23日／エバンズビル）
復帰後も「何かがおかしい」女子レスラーが復帰戦で再び奇行を連発。自ら頼み込んだ盟友のアシストもあり快勝するも、仲間に「触るんじゃねえ」と突如、ブチ切れ。陽キャラと理不尽な悪魔が行き来する二重人格にファンも「もう怖いよ」「凄いキャラだな」と騒然となった。
復帰後初の本格的なシングル戦に臨んだベイリーが登場。難敵ロクサーヌ・ペレスを下して勝利を収めたが、試合後には再び奇行を連発。自らセコンドに呼び寄せた盟友ライラ・ヴァルキュリアを突き飛ばし罵倒するなど、関係悪化の火種を残した。
長期離脱中は「幻聴が聞こえる」と異変を訴えていたベイリー。先週の「RAW」では乱入してライラを救出し復活を果たしたが、その後はスタッフやレフェリーに突然ハグを求める「フリーハグ」キャラに変貌する一方、バックステージで激しくキレるなど不安定な姿が見られていた。
そんな中、この日は直々に「セコンドについて欲しい」とライラへ懇願。入場時には仲良くハイタッチを交わし良好な関係に見えたが、結末は理不尽そのものとなった。
試合は序盤から互角の攻防に。ロクサーヌはベイリーの左膝を徹底的に攻め主導権を握るも、ベイリーはショルダータックルやフライング・エルボードロップで応戦。場外ではロクサーヌが必殺の「ポップロックス」を繰り出し、会場の緊張感は一気に高まった。
中盤以降はセコンド陣の介入で混戦模様。ロクサーヌのセコンドであるラケル・ロドリゲスがベイリーに手を出すと、ライラが救出に入りラケルをリングポストに叩きつけた。
直後、ベイリーは突然「うわああ」と絶叫して頭を抱え、“闇からの声”を聞くような仕草を見せると表情が一変。そこからベイリー・トゥ・ベリー、膝蹴り、さらに必殺のローズプラントを畳み掛け、3カウントを奪った。ABEMA解説の堀江ガンツは「何か人が変わったようですね。バイオレンスで荒々しいベイリーが出てきた」と評した。
試合後、奇行はさらに加速。勝利を祝おうと近づいたライラを突き飛ばし、「ダサい格好で触るな！ふざけるな私を誰だと思ってやがる」と暴言を吐き退場。ライラは「え？私あなたに呼ばれて来たんですけど…」と困惑し、実況席の堀江も「人格が変わってますか？」と首をかしげた。
ファンからも「ええ」「あれ？」「無茶いうな」「裏人格か？」「これはさすがにライラかわいそう」「もう怖いよ」と騒然。「（セコンドの）お願いしたときは人格が別なんだろう」「凄いキャラだしてきたな」と推測する声まで飛び交い、二面性を行き来するベイリーの姿に注目が集まっている。（ABEMA／WWE『RAW』）
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