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【映像】日本の女帝、衝撃の迎撃ドロップキックを被弾
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WWE】RAW(9月22日・日本時間23日/エバンズビル)

【映像】日本の女帝、衝撃の迎撃ドロップキックを被弾

 空を切る飛び技を、一瞬の閃きで叩き落とす――まるで迎撃ミサイルのようなドロップキックが炸裂し、会場の空気が一変。衝撃の一撃にファンも「カウンターやば」「顔に刺さってる」と息を呑んだ。

 メインイベントでアスカとリア・リプリーによるハイレベルな一戦が繰り広げられた。両者が持ち味を存分に発揮し続け、女子部門トップ同士の実力の拮抗を改めて示す内容に。試合中盤には、リアが飛び込んでくるアスカを迎撃する形で放った“地対空ドロップキック”に実況席が騒然。規格外のフィジカルを誇るリアの一撃に会場も大きく沸いた。

 ゴングが鳴ると同時にリアは体格とパワーを活かしたショルダータックルやパワースラムで主導権を握る。アスカもローキックやサブミッションで切り返し、スピードを駆使した攻防を展開した。場外戦やエプロン上での攻防も交わされ、息をもつかせぬ展開が続く。

 中盤以降はリアが優位を確立。雪崩式高速スーパープレックスでアスカを叩きつけると、足を止めてのエルボーとパンチの連打で圧倒する。さらに高々とアスカを持ち上げ、“レイザーズエッジ”で反転させてマットに打ち付け、強烈なダメージを与えた。続けて低空のキックを叩き込み、“最狂女王”らしい独壇場だ。

 一方のアスカも反撃を開始。リアの“リップタイド”を回避し、巧みなカウンターからアームバーに引き込みサブミッションを狙う。さらにリアの突進を誘導して鉄柱に自爆させると、直後にハイキックを叩き込み、川田式の顔面蹴り、連続蹴り、裏拳、バズソーキックと流れるような打撃を畳み掛けた。リアは耐えきれず場外へエスケープする。

 劣勢に追い込まれたリアだったが、とんでもない迎撃で局面を一変させる。アスカがセカンドロープからダイブで仕掛けた瞬間、下から突き上げるようなドロップキックを炸裂させ、空中のアスカを正確に撃ち抜いた。高さ、タイミング、威力のすべてが完璧な一撃に実況は「ものすごい迎撃ドロップキック」と驚愕。ファンからも「対空ドロップキック」「カウンターやば」「顔に刺さってる」「オカダ(カズチカ)かよ」といった声が相次ぐ。

 終盤にはアスカのセコンド、カイリ・セインがリングサイドから援護を試みる。しかし連携を誤りアスカと交錯。その隙を突いたリアが丸め込み技で押さえ込み、3カウントを奪って勝利を収めた。

 試合直後、アスカは悔しさを爆発させ、必殺の毒霧をリアの顔面に噴射。さらにカイリと共に襲撃を仕掛け、仲裁に駆けつけたイヨにまで裏切りの一撃を加え、場内は大混乱となる。“ダメージCTRL”として固い絆を誇示してきた日本人トリオは、完全に決裂した形となった。“カブキ・ウォリアーズ”によるイヨへの公開制裁という衝撃のエンディングに注目が集まる一方で、アスカのシングルプレイヤーとしての復調を示す鋭い攻防にも一定の評価が寄せられる。結末はバッドエンドとなった(ABEMA/WWE『RAW』)

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