相手の股を抜くクロスを上げる堂安律
【映像】「股抜きクロス」で完璧アシストの瞬間
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ブンデスリーガ】ボルシアMG 4-6 フランクフルト(日本時間9月28日/ボルシア・パルク)

【映像】「股抜きクロス」で完璧アシストの瞬間

 フランクフルトに所属する日本代表MFの堂安律が、得意の左足で完璧なアシストを記録した。

 フランクフルトは日本時間9月28日、敵地でボルシアMGと対戦。堂安と相手チームで先発した町野修斗との日本人対決に注目が集まる中、大きな結果を残したのがフランクフルトの背番号20だった。

 フランクフルトは序盤から試合を掌握し、15分には堂安もボレーでアシストを記録。すると、3ー0とリードして迎えた39分に堂安が再び仕事をする。

 右サイドのスローインの流れからボールが落ち着かない状態で、浮き球をFWヨナタン・ブルカートがキック。このボールが中央にこぼれると、反応したのが堂安だ。日本代表MFはいち早く落下点に到達してボールを収めると、すぐさまFWアンスガー・クナウフに預けて、自らはそのままランニングでボックス内へと抜けていく。

 そして再びクナウフからのパスを引き出すと、ボックス左隅の位置から身体をひねるようにしながら中央へクロスを供給。相手DFの股を抜いたこのパスがニアでフリーになったFWファレス・シャイビへの絶好のパスとなり、チームは追加点を記録した。シャイビは一目散に堂安の元に駆け寄り、絶品パスを届けた同僚を称えた。

 これで15分に続いて2本目のアシストとなったプレーには、ファンもSNSなどでリアクション。「前半だけで堂安2アシスト!」「パスのタイミングうまい」「精密なクロス」「堂安がスーパーすぎてキレキレすぎて」「あんな冷静に状況判断できるってすご」「左に流れても仕事するな」など歓喜の声を寄せていた。

 フランクフルトはその後、後半早々に6ー0まで点差を伸ばしたが、徐々に失点を重ねて4点を返される大味な展開に。とはいえ、結局は6-4で試合をモノにし、堂安は71分までプレーして勝利に貢献。今季はブンデスリーガは5試合で2得点・3アシスト、公式戦通算だと7試合で4得点・4アシストと、加入1年目ながら早くも特大の存在感を放っている。

ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)
 

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