なぜ「飲み会力=2点」なのか?

阪神タイガースを応援する高市氏
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━━一方で「飲み会力=2点」とはどういうことか?

「永田町で様々な国会議員と話をしていると、冗談半分ではあるが高市氏の“弱点”として議員同士のコミュニケーションがなかなか広がっていないことを指摘する方もいる。現に先週の土曜日に高市氏本人にもあえて“弱点”を聞いたところ『もっと飲み会に出ろと言われる』と話されていた。飲み会が昨年の総裁選の結果につながったわけではないとは思うが議員票で競り負けてしまって総裁の座をつかめなかった。本人も飲み会をあまり得意ではないと自認しており、そのためこの1年間は努力したと聞いている」

━━「経験値=4点」「発信力=4点」「演説力=4点」といずれも高いが。

「このあたりは5人の候補者の中で見ても高い水準だと思う。『経験値』については総務大臣や経済安全保障担当大臣、党の政調会長などのポジションを経験しているので実績は十分だという見方が多い。そして、『発信力』も候補者5人のSNSのフォロワー数を見ても圧倒的だ。Xのフォロワー数は高市氏が約92万人(小泉進次郎氏は15万人)、YouTubeの公式のチャンネル登録者数も51万人(小泉氏は3万人)。高市氏は党員にも人気があるが、インターネットという環境でも強い発信力を持っていることは明らかだ。『演説』においても自身の人となりやユーモラスなエピソードを入れたりしてうまいという見方が多く、昨年の衆議院選挙、そして今年の7月に参議院選挙でも全国各地を飛び回り、多くの議員を応援。その結果、『選挙の時に高市さんの演説で助けてもらったからその恩を返さないといけない』と話している方もいる」

(ニュース企画/ABEMA

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