ジャーナリストの青山和弘氏は「ステマ疑惑は本人がやったわけじゃないが、やはり営としては大変な問題。特に今、例えばインターネットでサクラを使って書き込みをして物を売り付けようとすることは禁止行為になっている。今回は物を売ろうとしたわけじゃないにしても、将来、総理総裁になろうとする陣営がこのようなことを起こしたのはものすごく意味が大きい。この問題がまさにこのタイミングで出てきたことは大きい。(総裁選まで)まだ1週間あると言うが、党員投票は郵送なので、この週末に大体郵送してしまう。週明けぐらいにはもう出してしまう。そのため一番党員の人たちが『誰にしようかな』と迷うタイミングでこのステマ問題が出たのは、総裁選の行方を左右しかねないとさえ思う」とコメント。

 また、陣営にスパイがいる可能性については「これは陣営の国会議員かどうかわからない。スタッフに出しているメールでもあるので、陣営といっても、議員にはそれぞれスタッフもいて、全員が小泉氏を本当に心から応援しているかなんて全くわからないし、多分違うと思う。いわゆる文章で残る形で、メールで出したというところにある意味センスのなさも感じる。ちょっと脇が甘い。しかも牧島氏は元デジタル大臣で、一体このデジタルリテラシーというのはどう考えていたのかと思う」と語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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