事態は、亮が吉本興業を辞めることになったことで動いた。淳は亮に吉本興業に戻ってきてほしいと訴えるも「戻れない」という亮のために、吉本興業を繋ぐ場所として、吉本の許可のもと「株式会社LONDONBOOTS」を作ったという。これは、ロンドンブーツとして亮を吉本に戻すという約束のもとに作られた会社であった。

 しかし、淳が「もうそろそろいいんじゃない?戻ってもいいんじゃない」と説得しても、亮は戻らないと主張。淳は、戻らない気持ちは理解したため「それを外で公に言うのだけやめて」と伝えたものの、次の日に亮は何かの記者会見で「吉本に戻る気はさらさらない」と発言してしまったという。

 淳は亮に電話で真偽を確認すると、亮は「言っちゃったんだよな…」と謝罪。淳は、「いやいや、申し訳ないじゃない!冗談じゃないよ!」と返すも、亮が戻る気がないと公言した以上、株式会社LONDONBOOTSはたたむむことになり、淳は一旦「いろんな、俺もそのコンビバランスのモヤモヤとかあるけど、一旦屋号を下ろそう」と決断したと明かした。

 これにより、淳は亮のことを「ロンドンブーツの一員として気を遣わなくて良くなった」と言い、「いちタレント田村亮さんとして頑張って。で俺は田村淳として頑張るから。またバランスをしっかりと取ろうっていうのが大きな(理由)」だと説明した。

 淳は「ほんとは俺、亮さんにつっこんでほしい人だから」と述べ、昔のように「バーンと(つっこんで)、なんか雑に俺のこと扱う」関係に戻りたいと願っているという。そして、「その亮さんに出会えなくなったのは、俺が追い込んだからってやっぱ思ってるから」と自己分析し、屋号を降ろすことは、お互いにとって重くなった屋号をリセットする感覚だったと明かした。

耳の穴かっぽじって聞け!
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