22日に開かれた自民党総裁選の所見発表演説会での高市早苗前経済安保担当大臣の発言に注目が集まっている。発言をめぐって炎上するかと思われたが、逆に支持率が伸びているという。その理由についてジャーナリストの青山和弘氏が解説した。
【映像】高市氏の話を聞く議員たちが“ドン引き”(実際の映像)
高市氏は前の会見で持論だったはずの総理就任後の靖国神社参拝を封印し、議員票の支持拡大を狙った。しかし今回の演説会ではそうはいかなかった。
「皆様こんにちは。高市早苗、“奈良の女”です。大和の国で育ちました。奈良の女としては、奈良公園に1460頭以上住んでいる鹿のことを気にかけずにはいられません」
「そんな奈良の鹿をですよ。足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと痛めつけようとする人がいるんだとすれば、皆さん、何かが行き過ぎている」(高市氏)
陣営は頭を抱えるも支持率は伸びる
