ホームタウンでの大一番、家族総出の応援のなかで代名詞となっているダンスを披露。挑発的なムーブが人気の女子レスラーの圧倒的な存在感に注目が集まった。
WWEのNXTブランドで開催されたビッグイベント「NXT ノー・マーシー2025」で、ローラ・バイスがジェイシー・ジェーンのNXT女子王座に挑戦。その試合中に見せた“ある”感動的なひと幕が、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
ローラにとって勝負の大一番となったこの試合は、故郷フロリダでの開催。入場時には家族がリングサイドに駆けつけ、父や母、兄妹と感動的なハグを交わす姿がオンエアされた。ローラはいつも通りトレードマークの“腰振りダンス”を披露し、ホームタウンらしい特別な空気をまとってリングに上がった。
今回の挑戦権は、前回の「Heatwave 2025」でのトリプルスレットマッチで勝ち取ったもの。元MMAファイターとして地道にキャリアを重ねてきたローラが、地元で王座戦を迎える展開はファンの感情を大いに揺さぶりファンからは「もしローラが勝たなかったら、暴動を起こす!」「どうか彼女に勝たせてください」「今日はローラの夜だ!」といった声が相次ぎ、戦前から“勝ち確”ムードが漂うほどの盛り上がりを見せた。
序盤はローラが優勢に試合を進めたものの、途中で黒装束の謎の女子レスラーが乱入しローラを襲撃。そのまま正体不明のまま姿を消し、試合は混乱に。チャンスを得たジェイシーがフィニッシャー「ローリング・アンコール」を決めてフォール勝ちを収めた。
理不尽とも言える結末に観客は驚きの声を上げたが、この敗戦はローラの今後のキャリア、そしてNXT女子戦線のストーリーラインに大きな影響を与えることになりそうだ。
Ⓒ2025 WWE, Inc. All Rights Reserved



