SNSで有名なインフルエンサーがホステスとして働きながら所属する六本木や新宿歌舞伎町などで展開するキャバクラ店「ファブリックグループ」に国税当局のメスが入った。東京国税局は、ファブリックグループが運営する「DAKE」や「MMD」など複数のグループ会社に対し2023年までのおよそ3年間で合計5億円余りの悪質な所得隠しを指摘した。
なぜ“夜の街”で所得隠しが相次ぐのか? テレビ朝日社会部 西平大毅記者に聞いた。
━━ファブリックグループはどのように所得を隠したのか?
「架空の経費を計上するなどして売上金額を圧縮し所得を少なく見せかけていたほか、個人的な交際費を事業の経費にするなどして一部の法人税を支払っていなかった。その“浮いたお金”が関西地方の別のキャバクラ店のホステスなどに流れていたと見られている」
客からプレゼントされた高級ブランドのバッグや時計はどうなる?
