林芳正氏は「文化力=5」「陣営の結束=5」「知名度=3」「刷新感=2」 政治記者がスペックと人間的魅力に迫る ニュース解説 2025/10/02 10:04 拡大する 10月4日の自民党総裁選挙まであと2日。 5人の立候補者の政策については頻繁に議論されるが、「スペック」と「人間的魅力・人となり」はどうか? ここでは林芳正氏について、テレビ朝日政治部 小手川太朗記者に聞いた。━━小手川記者の分析によると、林氏の「陣営の結束=5点満点」とのことだが理由は?「林氏は旧岸田派に所属しており、5人の候補の中で派閥を足場に戦うという昔ながらの戦法を使っている唯一と言っていい候補だ。旧岸田派は4年前の岸田氏が総理になった時の総裁選、去年の林氏の総裁選、そして今回と、ここ4年で3回目の総裁選を戦っており経験豊富だ。総裁選は表に見える部分だけではなく、会場の手配や党員名簿の準備など、“ロジ周り”が極めて重要だ。林氏の陣営の秘書たちは昔からずっと付き合いのある人たちの集まりで結束も固い。私の知る限り、林陣営が最も準備開始が早かった。対照的なのが小泉陣営だ。陣営が大きいこともあり、急造チーム、いわば急ごしらえのチームで、先日の“ステマ問題”がいい例だが、陣営の中に小泉進次郎氏をよく思っていない人が紛れ込んでいた可能性がある。結束の脆さが露呈したということだ」 続きを読む