「観客動員数などの点からあまり効果的ではなかった」
多和田大紀(株式会社青山財産ネットワークス 経営企画本部 本部長 執行役員):どのようにチームの課題にたどり着いたのですか?
打矢:まず、先輩に部活の現状を聞きました。そして、道内・道外の学生主体で運営しているチームがどのように結果を出しているか調べてみて真似することから始めました。
桂俊成(株式会社ベクトル 執行役員):大学生の時に「スポンサー獲得」できたのはすごいですが、どのような困難がありましたか?
打矢:会社の問い合わせフォームや代表電話からアプローチすると成約率がとても低かったので、そこでOBの方に頼ったり、自分の知っている企業様に紹介してもらうことで成約率を高めました。もう一つの困難はユニフォームにスポンサーをつけるとアピールしても、観客動員数などの点からあまり効果的ではなかったことです。そこで、『北の大地から日本を熱くするチーム』というチーム理念、「大学スポーツに変革を起こしていきたい」という思いを掲げて、どう企業とマッチするかなど、『いかに企業の求めているものを実現するか』に時間をかけました。

