【WWE】RAW(10月13日/オーストラリア・パース)
バックステージで衝撃の“ビンタ&パワハラ”案件が勃発。日本人女子レスラー同士の師弟関係が、いまや完全なパワハラ劇場に変貌。観客からも「ブーイング」の声が飛ぶ中、暴走する“姐さん”に「またぶった」「完全にヤバい」などファンも騒然となった。
WWE「RAW」で、カブキ・ウォリアーズであるアスカとカイリ・セインの盟友間の対立がバックステージで露呈。パワハラ体質が止まらないアスカが、今週もカイリに平手打ちを見舞ってカイリは涙目。会場には大ブーイングが巻き起こった。
もはや“パワハラ上司と部下”さながらの関係性で、一般社会ならハラスメント相談窓口案件となった二人の関係。週末の「クラウン・ジュエル」でリア・リプリー&イヨ・スカイ組に敗れ、“カブキ・ウォリアーズ”の内部対立は決定的となった。
この日も敗戦に肩を落とすカイリに、「おいカイリィィ、どこやどこや、どこ行ったんや!オリャぁ」と怒号とともに登場したアスカ。恒例となった公開説教に、ファンからは「新喜劇はじまった」「ドリフの時間」と冷ややかな声も。アスカは「クラウン・ジュエルで負けただろお前。リアとイヨに全く礼儀を叩き込めなかったな」と、ネチネチと嫌味を連発した。
カイリも「アスカの身代わりでリアのビッグブーツを被弾した」と言い分を主張。痛々しい額の傷を見せながら「見て、あなたを助けたからこうなったの」と反論するも…アスカは「何いってんじゃボケェ、バカぁ!」と再び激昂。2週連続となる張り手が炸裂し、先週よりも速く、重い一撃に観客は「Ohhh」とどよめいた。会場にはため息とブーイングが交錯し、ファンからも「またぶった」「酷い」「カイリいじめないで」「パワハラすぎる」と非難の声が相次いだ。
「このまま試合ですよカイリ」というファンの言葉どおり、カイリは動揺を抱えたままリア・リプリーとのシングル戦に臨む。空中技で攻めるカイリと、パワームーブで応戦するリアの攻防は見応え十分だったが、最後はリアの「リップタイド」に沈み、カイリが敗北。試合後にはセコンドのイヨとアスカも加わり乱戦となり、“カブキ・ウォリアーズ”がリアをテーブルに叩きつける暴挙に出た。
週末の直接対決で一応の決着を見せた“Rhiyo”(リア&イヨ)と“カブキ・ウォリアーズ”の抗争だが、アスカの執念深さからも火種は消えそうにない。ファンの関心はすでに両軍の対立を超え、カイリの“今後の対応”に集中。
海外SNSでは「Free Kairi(カイリを自由に)」「アスカは狂ってる。完全にヤバイよ」「可哀想すぎる」「カイリにはセラピーが必要だ」と同情が殺到。一方で「カイリの反撃に期待。絶対にアリーナで応援する」「カイリの弱者逆転ストーリー、最後は日本人3人のトリプルスレットで決着を希望」といった期待の声も高まっている。(ABEMA/WWE『RAW』)

