一方で「高市氏の営の中には、『これでいいんじゃないか』という声もなくはない。やはり高市氏と公明党というのは、政策に距離がある。特に安全保障、あとは対中国の姿勢。そういった意味では『これでスッキリしたんだ』『支持率が上がるんじゃないか』という見方もある。麻生氏がそう言っているわけではないが、こういった行動自体を決してマイナスだと捉えていない向きもある」という。

「そういったことも斉藤鉄夫氏はなんとなく雰囲気で感じたかもしれない。最後、政治とカネの問題で全面的に妥協すれば大丈夫だったかもしれない。実は高市陣営の一部には『全面的に妥協すべきだ』という声もあったけど、結局妥協しないで時間稼ぎをしようとして決裂になった。高市陣営の中にある公明党に対する距離感みたいなものも、やっぱり最後は影響したのではないかという見方もできる。だから、一方的に公明党だけがというわけでもないと感じている」(青山氏)

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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