宿に入ってみると、ラウンジからは美しい庭園が一望でき、地酒で日本酒の利き酒も楽しめる。さらに、マツコが大好きなぜんざい(夕食後にラウンジにて)の用意も。
外の庭園に出て石段を降りてみると、先ほどのラウンジの床下には別の一室があった。「特等席です。雰囲気が変わるんですけど、池に近い所から水面に近い所へ座っていただく」と上野社長。ほかにも一組限定のワインバーや、上野社長の本に囲まれたライブラリーなど、敷地のあらゆる場所に遊び心あふれた空間がある。
そして、高床式になっている部屋「大観」へ。石亭の中で最も広く、広さは120平方メートル。室内は和室とモダンな部屋で構成され、海・山・空・庭を一望できる。
食事は、瀬戸内の魚介を中心とした盛り合わせが並ぶ。土鍋で丁寧に炊いた「渡り蟹の飯蒸し」や「秋刀魚と炭火焼茄子」など、季節に合わせた様々な料理が楽しめるが、やはりメインとなるのは石亭の名物「穴子釜炊きご飯」だ。それに特別な粉山椒をかけて食べれば、U字工事からは「食感がパリッとしてる。焼きの香りがすごく良い」「普段食べてる穴子とは香ばしさが全然違う」との感想が飛び出た。
また、2人が「マツコさんうな重2杯食べるらしいから」「これ(穴子飯)だったら二釜いきます」と触れれば、スタジオのマツコが「本当に楽勝です」と反応していた。
最後は、宮島を望む浜辺に湧き出た「宮浜温泉」が堪能できるお風呂も視察し、有吉憧れの宿の魅力を詳細に伝えたのだった。(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)
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