【写真・画像】「日本人は親切でいい人しかいない」令和ロマンくるま、“平均月収の50倍稼ぐ”日本好き外国人の職業に驚き 3枚目
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 さらに詳しく話を聞いていくと、男性の月収は125万タカ(約156万円)とのこと。ちなみに、バングラデシュの2024年の平均月収は約2万6000タカ(約3万2500円)なので、約50倍の月収を得ている計算になる。この豪邸は男性の父親が建てたもので、1・2階に家族が住み、上層階は賃貸として活用。気になる職業は、家主の男性が病院の経営者。弟は、父親から引き継いだレンガ会社を経営しているのだという。 

 この日、くるまはランチをご馳走になり、手厚いもてなしを受けた。テーブルには、お祝いのときに食べる炊き込みご飯や鶏肉のスパイス煮込みなど、バングラデシュの家庭料理がずらり。料理を次々と皿によそってくれる場面もあり、心からくるまを歓迎している様子が伝わってきた。

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 突然やって来た日本人に、ここまで親切にしてくれたのはなぜなのか。その理由について、家主の男性は「父は仕事で10年、東京で暮らしていた。日本の人に本当に良くしてもらって、貯めたお金でバングラデシュで事業を起こして成功できたんだ。日本人はみな親切でいい人しかいない。本当に優しくしてもらったと父はよく言っていたよ。だから僕は心の底からあなたをもてなしたい。あなたはそんな日本から来た客人だから」と説明。さらに、くるまが子どもたちと遊んでいる姿を見て、好感を持ったことも理由のひとつのようで、男性は「彼は子どもたちの相手をしてくれて、とても優しかった。父と同じくこの子たちもまた日本を好きになるだろう」と話していた。

 最後にくるまは「これは私たちの友情の証です」と、お世話になった家族に扇子をプレゼント。「僕たちの家に来てくれてありがとう。次バングラデシュに来たときもまた来てね」という男性の言葉に、くるまは「必ず来ます」と再訪を誓い、温もりに満ちたこの家を後にしたのだった。

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