場外へ落下した女子レスラーが、倒立で“神がかった回避”から奇跡のリング復帰を果たした。「足がつかなければセーフ」というバトルロイヤル戦ならではのルールで飛び出した珍プレーが、話題沸騰中だ。
WWEの第3ブランド・NXTの公式Xアカウントが、女子20人バトルロイヤルのハイライト映像を投稿。最大の見せ場は、ケラーニ・ジョーダンによる“場外倒立からの奇跡のリング復帰”だった。
ジョーディン・グレースとケラーニがロープ際で攻防を展開。逆さ吊り状態のケラーニが宙に浮いたまま、パワーボムでジョーディンを巻き込み失格にしようと狙うが、NXT女子随一の筋力を誇るジョーディンがぐっとこらえる。
さらに体勢を入れ替え、ケラーニを宙吊りにして場外へ落とそうと試みるジョーディン。しかしケラーニも負けじと、持ち前の身体能力を活かしたハンドスタンド(倒立)で宙に留まり、足裏が地面につけば失格となるルールの隙を突くファインプレーを披露した。会場が騒然とする中、リングへこっそり復帰した瞬間を相手も見逃さず、キック一閃。ケラーニは失格となったものの、その“倒立回避ムーブ”で強烈なインパクトを残した。
ファンからも「うわあ!純粋に見事なスキルだったのに!!惜しいなあ!」と惜しむ声が殺到。「5分くらい笑い転げたよ。彼女にあんなことしなくてもいいのに」とツボに入ったファンや、「コフィ・キングストンにインスパイアされたね」と、過去のバトルロイヤル戦で似たようなムーブを見せた男子レスラーの名を挙げるファンもいた。
ある気難しいプロレスマニアは「『両足着地』ルールはバトルロイヤル史上最悪だ」とルールへの苛立ちを吐露。しかし、場外落下をめぐる“回避芸”は選手にとっても腕の見せどころだ。一方で多くのファンは「ジョーディンがケラーニを2回も邪魔したんだから抗争に発展するだろ」や「ケラーニがヒールターンする絶好のタイミングかも」と、両選手の新たな抗争やヒールターンなど、次の展開への期待を寄せている。
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