そして18年前、妻の母が「用事があるから預かってほしい」と託されたのが妻だった。当時夫は35歳、妻は5歳。妻いわく「遊具がある施設で遊んだ記憶だけある」。一方の夫は「顔も可愛らしい顔しとったんで、多分このまま大人になったら可愛い顔になるんじゃないかなっていう風に思ってました」と言いつつも、さすがに“友人の娘”でしかなく、「変な意味じゃないんですけど」とあくまでただのかわいい子でしかなかったと説明していた。

 そんな2人が15年ぶりに再会したのは、3年前のこと。妻が母親のスナックで働くようになり、夫が営むバーと週3回ほど行き来する関係に。妻の母も含め3人で朝まで飲み、うどんを食べて帰る仲にはなったものの、お互い恋愛感情はなかったという。

 転機は再会して約9カ月後。映画「ミッション:インポッシブル」を観に行きたいという話になり、妻の母は起きられないからと、二人で行ったのがはじまりだった。その後、焼肉屋へ行くと、ゲーム中はハイテンションだった夫がほぼ無言…。「無口なクマさんみたいでかわいい」とギャップ萌えした妻は、SNSにツーショットを載せ「世界でいちばん好き」と書き添えるなど“推し活”にいそしんだ。

 ここから毎週食事へ行くようになり、妻は腕を組んできて「好き好き」と言いまくる。当初は単なる推し活だったというが、3カ月ほどが経ち、妻が友人に「どういう関係なんやろ?」と相談。すると「彼女ができたらイヤじゃない?」と問われ、「イヤだ!」と感じたことで、夫のことを好きだと意識するようになる。

 しかし夫にはいくら「好き」と言っても響かない。そこで妻から「仕掛けた」といい、それは他の男友達がいるようなそぶりをみせる嫉妬作戦。そこから妻への感情を意識した夫はついに付き合うことを決断しという。


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