■定数削減は「そんな簡単にできるわけない」
合意文書にも含まれる定数削減については、「こういう言い方をすると失礼かもしれないが、そんな簡単にできるわけない。議員立法を出したって、国会で潰されて終わる可能性がある。 だから、実現できることは合意文書から見えない。これはもう高市政権が分離しているように見える」と話す。
また、「高市さんには本当に頑張ってほしいと思うが、安倍晋三さんは『保守ほど分裂する』とよく言っていた。例えば、中国に対して勇ましく物事を言っても、現実には習近平さんと喧嘩するわけにもいかない。だから、リアリスティックな政策を取らざるを得ない。そうすると保守の中で『話が違うじゃないか』と批判が出てくる」。
そうした上で「想像の話になるが、比較的早い時期に解散総選挙に踏み切る可能性もある。それも踏まえて、距離感を図りかねてるのが、今回の合意文書に出てるような気がする」と分析した。
(『ABEMA Prime』より)
