無頼ヒモ男が妙にハマる、藤木直人演じる元棋士の過去が明らかに。のん主演のABEMAオリジナルドラマ『MISS KING/ミス・キング』第4話で、復讐相手・中村獅童をぶん殴った確執が描かれる。
将棋界のカリスマで飛鳥（のん）の実父・結城彰一（中村）に対する復讐計画に力を貸す、“共犯者”藤堂成悟（藤木）。彰一とは過去に、まさかの確執を抱えていた。
幼少の頃から父親を相手に将棋を指し、棋士になった藤堂。めきめきと頭角を現し、ついに王竜戦で彰一に挑むことに。しかし念願の対局を楽しみにしていた父親が前日に急死。最悪の精神状態で臨んだ対局の結果は完敗だった。
対局終了後の感想戦。藤堂は彰一に前日に父親が急死したことを告げ「父のためにもと意気込んでいたのですが…。次はもう少しましな将棋を」と弁解。すると彰一は藤堂の言い訳を遮るように溜息を吐き「あなたは将棋指しに向いていない。お父様は…お気の毒だ」と冷酷に言い放った。
息子に期待をかけて亡くなった藤堂の父親を憐れむかのような物言いに、藤堂は大激怒。怒り狂って盤面の駒を払いのけ、彰一を思い切り殴り飛ばしてしまった。当然、将棋界からは追放。現在の無頼ヒモ生活に身を落とすことになってしまった。
「お前をもっともっと強くする」飛鳥へのエール
