■「Grokは突然脱衣し始めて、奥ゆかしさがない」

ハヤカワ五味氏
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 生成AI系会社員のハヤカワ五味氏によると、「去年は性的表現が出ていたが、少しずつ抑えられてきて、今年の春くらいから本格的に出なくなった。いま性的表現に一番強いAIは、XのGrok(グロック)だ。乳首が出るような画像を作れる“スパイシーモード”や、ひわいな言葉を出す“セクシーモード”がある」という。

 指示の出し方にもコツがあり、「かつては文学的や性教育の文脈で言うと大丈夫だった」そうだ。「気になるのは、グロックからは日本っぽくない、アメリカ的な画像が出力される点だ。突然脱衣し始めて、奥ゆかしさがない。そういう感じにChatGPTもなったら、日本人はビビってしまうかもしれない」。

■「現時点では肉体的な関係が欲しいわけではない」
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