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シンクロ率100%な3年目最終回(12分15秒ごろ~)

 きわどいパロディで有名なアニメ「銀魂」。第150話では、少年少女が巨大な人型決戦兵器で戦う大ヒットSFアニメの“おめでとうエンド”とほぼ同じ構図のシーンが流れ、多くの視聴者が仰天していた。

【映像】シンクロ率100%な3年目最終回(12分15秒ごろ~)

 「銀魂(3年目)」の最終回となった第150話では、唐突に壮絶な戦いが始まり、坂田銀時(CV:杉田智和)が敗れるシリアスな展開が描かれた。ほかのメンバーも力なく倒れており、一人残された志村新八(CV:阪口大助)は銀時を抱きかかえ、叫び声をあげる。

 すると画面が真っ白になり、ラフ画風の新八がその空間を漂う映像に。「こんなの、僕が望んだ結末じゃない。僕はただ父上の意志を継いで道場を再興したかっただけなのに」と新八のモノローグが流れるなか、背景は赤バックに変わり、半透明な新八の絵の後ろでは、これまでの回想シーンが流れる。その後のシーンでは、精神世界で神楽(CV:釘宮理恵)や桂小太郎(CV:石田彰)、“マダオ”こと長谷川泰三(CV:立木文彦)などが、新八に次々と語りかけていった。

 そして新八が悩みぬいた末に答えを出すと、先ほどのキャラクターたちが一斉に登場。新八は街の上空のような場所におり、周囲の人々は青空をバックに「おめでとう」と拍手をする。暗くなった画面に「お通に、ありがとう」「銀時に、さようなら」といった文字が映し出されていくと、新八は「丸パクリじゃねーか!」と激しくツッコミを入れていた。

 登場人物たちが「おめでとう」と拍手を送る一幕は、主人公が巨大な人型兵器で戦う大人気アニメの最終回のラストシーンと構図やセリフがほぼ一緒。新八の印象的なカットの数々も、同作の最終回で出てきたシーンにそっくりだ。さらに桂役の声優・石田彰やマダオ役の声優・立木文彦は、このパロディ元の作品にも出演している。

 “シンクロ率100%”のパロディは、令和の現在でも「再現度たけーなオイでホント草」「中の人が一緒というのがジワジワ来る」「最終回パロは何度みても笑う」と笑いを誘われる視聴者が絶えない。

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銀魂オンシアター2D バラガキ篇
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