常人離れしたスキルでツインペダルを操る
第1ラウンド「クラブオーディション」のステージに、カラフルな服装と、ピエロのような仮面の謎めいた出立ちで現れたハギワ。彼はInstagramフォロワー数39万人超を誇る日本のドラマーで、公式プロフィールの誕生日は2022年11月23日と、“2歳”の設定だ。超絶的なドラムの実力を誇り、彼がG-DRAGONの楽曲を演奏した動画に本人が「いいね」を押したこともある。
インパクト絶大なハギワが登場するなり観客からどよめきが起こり、参加者たちも「オーラがあるね」「ジョーカーみたい」と興味津々。ボイスチェンジャーで変えた声でハギワが「こんにちは、僕はハギワです」「エンターテイメントドラマーになるために、韓国に来ました!」とハイテンションに挨拶すると、「ミニオンズの声みたいだね」「アニメを見ているみたい」「本当にユニークな人だね」との声が起こった。
性別も不詳、「声は女性?」「まさか正体はムン・ガヨンじゃないよね?」「G-DRAGONじゃない?」と正体にさまざまな憶測が飛び交うも、ハギワは「まだ2歳の赤ちゃんだよ」とコンセプトをぶらさない。そして番組への参加を「人生で最大の挑戦」と語った。
ハギワが演奏するのは、G-DRAGONの「HOME SWEET HOME」。「あのマスクをかぶっていてドラムが見えるのかな?」と周囲が心配するが、ハギワはリハーサルからツインペダルを巧みに操り、いとも簡単そうに叩いてみせる。そしてまずはフロアタムに頬杖を付き、左手のみでビートを刻んで圧倒。その後もステージにたった1人で、高速のストロークを取り入れつつ余裕に満ちたプレイを繰り広げ、「祝賀公演みたいだね」「片手と片足で?」「感動的だ」「1人でもステージがいっぱいにみえる」「人間メトロノーム」と称賛を浴び続けた。
審査員も「こんなことができるんだ!」「みんな圧倒されたね」「あれをどうやって1人で全部やりきるんだろう」「ハギワさんの大ファンになりました」と圧倒された様子。参加者たちは「僕はこれを見るためにここに来た気がする」「2人でやるものを全部1人でやっていたね」と称え、ハギワは対戦相手に見事勝利を収めた。(『STEAL HEART CLUB』/ABEMA K WORLDチャンネル)
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