しかし、故郷には苦い思い出も。「小学校の頃はいじめられたり、本当の自分を押し殺して押し殺して」「女の子っぽいものが好きだったのに、『男らしくいなきゃ』というのがキツかった」と切り出した。
趣味を理解されず、同級生から壮絶ないじめを受けたことも。「調子乗ってる」「オカマっぽい」などと書かれた紙が授業中に回り、その紙にクラス全員が自分の悪口を書いていたという。
中学で不登校になり、非行に走るようになったアレン様。「盗んだ自転車とかバイクで遠くへ行くとか、ここ(地元商店街)何度も爆走して、補導されて、少年院送致」と2年間の少年院暮らしを振り返った。
アレン様にとっては“ヤンチャ仲間”という中学時代の親友・あやさんが登場。アレン様は「あの時に自分たちがやっていたことは迷惑なことばかり」と反省を見せつつ、「みんなすごいグレて悪かったのだけど、過去に傷ついたり、親に愛されなかったり、ワケのある子が集まっていた」「あのコミュニティがあったからこそ、色んなことを吐き出せたと思っている」と救いにもなっていたと明かした。
