また、現在、少数与党となっている自民党が任期満了まで3年ある衆議院の解散を考える可能性については「いま(高市内閣の)支持率が各新聞で70パーセント台が続発していて、これだけ支持率が高いと自民党は議席数が少ないから少しでも取り戻したいという誘惑に駆られるのは普通の人情。そうなってくると、この議員定数削減を野党が反対していることを理由にするのか、補正予算がうまく通らないとか、なんらかの形で解散を打ってくる可能性が出てくるのかどうか。そうすると維新は大阪副首都構想が実現する前に解散になってしまうと、うやむやになってしまうのを嫌がると思うが、そのあたりを高市氏がどう判断するか、年末年始にかけて焦点になってくる」と語った。

 さらに、「(議員定数削減は)自民党内にも反発はあるし、すでに『急いでやるものじゃない』と言っている自民党議員も多い。ただ、維新はセンターピンで絶対に譲れないのだと。自分たちも大阪の府議会議員を20人削減した実績があり、自分たちの身を切る姿勢を見せないと、それ以降の改革に進めないのだと主張しているため、維新の主張がどこまで本気なのかということも問われる」と、維新の動向にも注目した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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