「ブラッククローバー」は、誰もが魔法を使える世界で魔力を持たずに生まれた少年が、魔法騎士団に入団し、仲間とともに敵との戦いを繰り広げるバトルファンタジーです。2015年から2023年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載した後、2024年からは「ジャンプGIGA」に連載されています。単行本は2025年10月時点で37巻までが刊行され、全世界累計発行部数は2400万部を突破しています。
この記事では「ブラッククローバー」の作者・田畠裕基(たばた ゆうき)氏について、前作や性別、Twitterの有無などを解説していきます。
目次
- アニメ「ブラッククローバー」とは
- 「ブラッククローバー」の作者・田畠裕基氏のプロフィールは?
- 「ブラッククローバー」作者の性別は?
- 「ブラッククローバー」作者の前作は?
- 「ブラッククローバー」作者のX(旧Twitter)アカウントは?
- 「ブラッククローバー」は休載した?「ジャンプGIGA 」へ移籍の理由は?
- まとめ
アニメ「ブラッククローバー」とは
物語の舞台は、誰もが当たり前に魔法を使える世界。そこに生まれた人々は、15歳になると持ち主の魔力を高める「魔導書(グリモワール)」の授与式で魔導書を授かります。教会で育ったアスタとユノも、授与式に参加しました。
そこで最高の「四葉の魔導書」を授かったユノに対して、アスタは魔導書を授からず、自らに魔力がないことを知りました。しかし、盗賊に襲われたユノを助けて戦うアスタのもとに「五つ葉の魔導書」が現れ、アスタは同時に古い大剣を授かります。その魔導書こそ、アスタの反魔法の力を引き出すものでした。
そして、ユノは高い魔法の才能を、アスタは“五つ葉のグリモワール”による反魔法と「諦めない心」を武器に、魔法帝を目指して魔法騎士団に入団。激しい戦いに身を投じていきます。
「ブラッククローバー」の作者・田畠裕基氏のプロフィールは?
■誕生日 1984年7月30日
■血液型 A型
■出身地 福岡県古賀市
■趣味 バスケットボールとカラオケ
■好きな映画 「天空の城ラピュタ」
(出典:ブラッククローバー 16.5 公式ガイドブック魔導書の栞)
田畠氏は、子供時代は屋内では絵を描き、屋外では虫取り網を持っているような少年だったそうです。「ブラッククローバー 16.5 公式ガイドブック魔導書の栞」では、漫画家になっていなかったら何になりたかったかという質問に「学校の先生」と答えています。
漫画家になろうと思ったきっかけは、友達が保育園に持って来ていた「週刊少年ジャンプ」を読んだときとのこと。その巻頭カラーが「DRAGON BALL」だったことも印象に残っているようです。
デビューのきっかけになったのは、2001年8月に「墓守 HAKAMORI」が天下一漫画賞の審査員特別賞を受賞したこと。師匠は岩代俊明(いわしろ としあき)氏と公言していて、そのほかに兄弟子の田村隆平(たむら りゅうへい)氏のアシスタントをしていたこともあります。岩代氏は「PSYREN-サイレン-」や「カガミガミ」、田村氏は「べるぜバブ」や「COSMOS」などで知られる漫画家です。
「ブラッククローバー」作者の性別は?
田畠氏の性別は男性です。顔出しはあまりしていませんが、イベント会場などに訪れることもあります。ヒース・グライス役の声優・置鮎龍太郎(おきあゆ りょうたろう)さんのInstagramでは、ジャンプフェスタ2017「ブラッククローバー」スーパーステージのオフショットとして、田畠氏と一緒に写った写真が投稿されています。
田畠氏は既婚者でもあり、「ブラッククローバー 16.5 公式ガイドブック魔導書の栞」のQ&Aでは、「仕事のリフレッシュ方法は?」という問いに「妻に笑わしてもらう」と回答。また、「1日のスケジュール」の問いでは「漫画を描く、妻と犬を愛でる」と答えていて、かなりの愛妻家ぶりがうかがえます。
「ブラッククローバー」作者の前作は?
田畠氏の前作は「HUNGRY JOKER」という、記憶喪失の天才少年科学者が、記憶を求めて謎を追う科学冒険譚です。舞台は現代で、科学や謎を織り込んだ少年漫画になっています。
2011年第7回金未来杯で読み切り作品が受賞し、2012~2013年に「週刊少年ジャンプ」にて連載されました。単行本は全3巻で、集英社のジャンプコミックスから刊行されています。
「ブラッククローバー」作者のX(旧Twitter)アカウントは?
田畠氏のXアカウントは見つかりませんでしたが、作品の最新情報などは「ブラッククローバー」の公式アカウントでポストされています。作品情報の告知のほか、誕生日のキャラクターのちょっとした情報や、魔法騎士名鑑としてキャラクター情報などもポストされています。
「ブラッククローバー」公式アカウントとは別に、TVアニメ「ブラッククローバー」の公式アカウントもあり、こちらではアニメに関する最新情報や、グッズの情報などもポストされています。
「ブラッククローバー」は休載した?「ジャンプGIGA 」へ移籍の理由は?
「ブラッククローバー」は、2022年に休載が発表され、話題になりました。「週刊少年ジャンプ」の編集部から、作者が一定期間体を休め、準備を整えたうえで新章を執筆するための休載と発表されています。田畠氏本人からも、直筆でイラスト入りのコメントが掲載されました。
休載は2022年5月9日発売の「週刊少年ジャンプ」23号からで、連載が再開されたのは同年8月15日発売の35号です。ただし、「週刊少年ジャンプ」での連載はその後の38号までとなり、以降は季刊誌の「ジャンプGIGA」へ移籍になりました。この移籍の際も、田畠氏が直筆のイラスト入りコメントを発表しています。それによると、移籍の理由は、漫画制作スケジュールが自分の執筆状況と合わなくなってきたとのことです。
2025年8月12日発売の「ジャンプGIGA 2025 SUMMER」では、「ブラッククローバー」連載10周年記念として巻頭カラーを飾りました。さらに、クリアスタンドや両面スペシャルポスターに加え、17名の超豪華作家陣による「ブラッククローバー」への寄稿イラストカードが付録になりました。
まとめ
「ブラッククローバー」の作者は、田畠裕基氏です。「ブラッククローバー」前作の「HUNGRY JOKER」に続く2作目で、今年連載10周年にあたります。2025年7月にはアニメ2期の制作も発表されました。今後も連載や単行本の発売、アニメの放送を楽しみに待ちましょう。
(C) 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
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