共同生活5日目、サヤカ（34歳／フィットネストレーナー）に試練が訪れた。この日はルールの変更があり、これまで禁止されていた別チームとの交流が解禁。隣接した家で共同生活を送る2チームが、合同でランチ会を行うことになった。もちろんそこには、“お試し破局”中の元恋人もいる。このランチ会で、サヤカは元恋人のダイシロウ（30歳／エステティシャン）が、女性からアプローチを受ける様子を、すぐ近くで目にしてしまったのだ。
ダイシロウを2ショットに誘ったのは、アイラ（22歳／インフルエンサー）。2人が連れ立ってベランダへ行くと、サヤカの表情が途端に曇った。サヤカはベランダにいる2人のことが、気になって仕方ない。「見えるところに…」と口にし、つい視線がそちらへ向いてしまうのだった。
サヤカはすっかり元気をなくしてしまい、仲間たちから離れて1人に。今にも泣きそうなサヤカに声をかけたのは、サウナやジムでデートを重ね、距離を縮めつつあるタカマサ（31歳／コンサルタント）だった。「ダイシロウとアイラ、楽しそう。長い」と意気消沈するサヤカを、タカマサは「泣かないで」と慰めた。
ダイシロウが2ショットを終え、室内に戻った後も、サヤカは気持ちを切り替えられずにいた。「もう嫌だ。無理」と吐露する様子から、心に大きなダメージを受けていることが伝わってくる。タカマサとベランダへ出ると、サヤカは「本当にこのまま別れちゃうのかな」と涙。「（ダイシロウは）あまりサヤカのこと好きそうじゃないかなって思っちゃう。吹っ切れていたんだけどな。タカくんと過ごしている時間すごい楽しいし、（ダイシロウを）忘れられていたけど、目の前に来るときついな」「同じ空間にいるのがしんどい」と苦しい胸の内を明かした。
ベランダから室内に移動しても、サヤカの涙は止まらない。「期待してないけど、なんでこんな悲しいんだろう。どこかで戻れるかもしれないってずっと思っていたからかも。やっぱり駄目なんだって、突きつけられた気がする」。ダイシロウの心が離れてしまった現実を目の当たりにし、苦しむサヤカに、タカマサは優しく寄り添い続けていた。
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